極東不動産の日記

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「いま幸之助なら」・その1

2009-04-08 22:01:23 | 日記・エッセイ・コラム

これは、昨日(4月7日付)の産経新聞(第7面)「話の肖像画」というコラムに、書かれている投稿記事の題名である。作者は、PHP総合研究所社長の江口克彦氏である。「不況時はおろおろするな」という主題である。これは‘経営の神様‘松下幸之助氏の教訓で、世界恐慌・大戦・オイルショックなど数々の不況に直面しながら、それをバネに松下電器を、世界企業に発展させた幸之助氏。23年間、彼の側近として仕えた江口氏が、幸之助流の生き方を述べた言葉の一つである。江口氏は他にも、「好況よし、不況さらによし」とか、大暴風雨に見舞われても「多少は濡れて行こうやないか」(不況でもおろおろせず、じっと策を練る事)などである。今、はやりのリストラ(昔の人員整理のこと)についても、昭和4年(1929年)の世界大恐慌の時でさえ、松下は、一切リストラせず、危機を乗り越えたそうな。情の経営というか、人を大切にする幸之助氏の経営は、現在の経営者も、見本と、すべきものがあるように考える。江口氏の投稿文の要旨を転載した。昔も今も人の生き方、会社の在り方に、変りはないように思うと共に感銘をうけた記事であった。




パンデミック・その19

2009-04-07 18:54:16 | 日記・エッセイ・コラム

今月の3日、東京で「新型インフルエンザ対策セミナー」に参加した。我が国では、100年に1度の大不況到来とばかり、金融・経済問題ばかりが、大きくクローズ・アップされている。その影に隠れて、ひっそりと農水省他が、家庭向けに食糧備蓄等の対策を呼びかけている。一般国民にも、認識は広まっているように見えるが、以外に無関心な人も多いようだ。この日、私は他にも用事があり、上京したついでに、東京のお茶の水・駿河台サンライズビル会議室で受講した。人類の歴史は、疫病(コレラ・ペスト)の歴史であるとともに、ウイルスとの戦いでもある。また、罹ったら、先ず助からない。予防の大事さや、食糧の備蓄の必要性など、実務面で、大変勉強になった。帰って社員教育にしたいと、考えながら帰省した。推薦図書として、岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来ー新型インフルエンザから家族を守れ!(角川SSC新書)756円を読まれると良いとのことである。

 




都会の子供達と田植

2009-04-06 22:13:54 | 日記・エッセイ・コラム

当社では、お客様に、成約(賃貸)して頂いたお礼として、少しだが、お米(無農薬米)を差し上げて、とても美味しいと喜ばれている。引っ越しして来て、自炊する上で最初に必要なものは、お米である。お米の購入先は、家内の実家がある白河の農家である。彼女の兄さんは、文のたつ人で、「田舎便り」を、お米を送る時に、写真入りで、添付している。今回は、新しいトラクターを●●万円で購入したとのこと。冷暖房付で最新型の機械らしい。その金額を知って仰天した。農家も金がかかって、大変だなあと思う。何年で償却するのだろうか? さらに、今年は都会の子供達に、田植えの農業体験を、させて欲しいと、都会の消費者から、依頼があったと書かれていた。今の子供達は、塾や習い事で精一杯で、自然に触れ会うチャンスが、ほとんど無いので、素晴らしい。そして秋には、稲刈りをして、収穫の喜びを知る。

我々の子供時代、山や川で遊びまわっていた頃の思い出が、よみがえってきた。都会と田舎との交流は、人間形成に大いに役立つことと、微笑ましく思った事でした。




繁忙期・その後

2009-04-04 21:50:58 | 日記・エッセイ・コラム

3月の繁忙期も過ぎて、ようやく落ち着いてきた。とは言っても、契約書の発送や残務整理等、後始末に追われ、社員達も忙しい日々が、まだ続いている。心から御苦労さまと言いたい。今日、一人の大家様が、当社を訪れた。空き室が何年も埋まらないとのこと。昔と今では、需給関係が一変していることを説明した。これだけ、供給が増えれば、空室は当たり前で、10~20%が空くのは、それほど酷いことではない。又、今の若い方は、畳ではダメで、フローリングにしないと、借りてくれないことも説明した。他にも、風呂とトイレは、別でないと見にも行ってくれない。今年の大学生は、こんな経済状況では、白河・仙台など、新幹線通学もある。郡山あたりでは在来線でも、通学が可能である。そんな説明をした。今までは良かったが、これからは、大家さん受難の時代の始まりでもある。