極東不動産の日記

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ウサギ年にまつわるいい話

2011-02-02 18:17:24 | アート・文化

自分は不動産業の他に、行政書士も兼業している。今日、行政書士会福島支部より会報が届いた。会報の「編集後記」欄の中に、広報担当の鈴木晃夫先生の随筆が載っていた。とても良い話なので紹介する。ウサギと言えば、色々な話が伝わっている。インドの伝説には、次のような話がある。昔、「ウサギ」「キツネ」「サル」の3匹が、「前世の報いで、今は動物の姿になってしまった。現世では、良い行いをしよう」と話し合っていた。ある日、やつれて今にも倒れそうな一人の老人が、三匹の前に現れた。木登りの得意なサルは、果物や木の実を採り、動きの素早いキツネは、川魚を取ってきた。ところがウサギは、幾ら頑張っても何も採ることが出来なかった。そこで、ウサギは、焚き火をしてもらい、「私には何の特技もありません。私を焼いて、その肉を召し上がってください」と言って、火の中に飛び込みました。この老人は、実は帝釈天で、ウサギの捨て身の慈悲行を、後世まで伝えるため、ウサギを月に昇らせたと言うお話です。政治の世界だけでなく、不毛な話が多い現世に、一幅の清涼剤でもある?