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香港・深圳旅行記(第3日目)

2010-03-02 12:10:00 | 観光旅行

昨夜は広東料理を楽しんだ後、夜霧にけぶる香港島の高層ビル群を遠望する。どのビル群もライトアップされて、見事なものである。我々は運よく春節(中国のお正月)に当たり、何処もかしこも、年一度のライトアップされた風景を見る幸運に恵まれた。海岸沿いには黒山の人々が、ライトアップされた観光船や、ジャンク船の運航を飽きずに眺めていた。深夜にもかかわらず人出は変わらない。最後に、ホテル近くを散策すると、ビルの壁面にはライトで描く人形(で化粧された)が見事に描かれていた。香港の夜を堪能して、深夜ホテルへ戻る。さて、2月27日・本日は視察最終日である。チェックアウトも、午後12時で良いのには助かる。日航ホテル香港を出て、タクシーで香港空港へ。周りの景色を見ながら30分で到着する。料金は約298香港ドルである。午後3時25分の日航機で成田へ。最新鋭のジャンボ機で、座席もゆったりして素晴らしい。3時間12分で成田到着。あっという間の視察旅行であった。

総括として、感じたことは若い人の多さである。若い国(中国)と、老人(日本)の国の差だろうか? 日本の○○県では、高卒10人中、就職が決まったのは1人きりいないと聞く。香港・深圳では、行き交う人、全て20代のように感じた。従って日本と違って、ダイナミックな躍動感がある。鄧小平(の決断)という一人の頭脳が、これだけの雇用を生み出したのだ。日本の政治家と比べると、情けない気がする。更に、何処に行ってもタクシー乗り場は、長い行列でうんざりした。タクシー会社は、日本と違いタクシー会社が無く、投資家が10台ぐらい車を買い、それぞれ運転手に貸し与えて、利益は折半とのことである。深圳でも香港でも、不動産屋さんは、(店頭で)すぐに分かる。日本と同じスタイルで経営しているようだ。香港・深圳共、いずれも土地が小なく、大金持ち以外は、中クラスでもマンション暮らしである。香港人は内地人(中国)に比べ、レベルが高く日本人の給料の7掛けぐらい。何処に行っても活気が溢れていた。(閉塞感溢れる)日本もしっかりと頑張らないと、どんどん引き離されてしまうと感じるのは私だけだろうか? 添乗員のいない、じかに現地の生活に触れた旅で色々と参考になった。

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