平成21年11月2日(月)付、その2・天候:晴れ
昨日、家賃その他について、2日・その1で説明したが、中国の家賃の計算方法は、面積に単価を掛けていき、1週間単位で算出する。期間が1年間と長期だと、10%も安くなる。短いと高くなるように、合理的である。共産圏は何処も同じだと思うが、中国には所有権は無い。全て国家のものである。使用権のみを、売買・賃貸するのである。住居の使用権は70年間である。賃貸の場合は敷金が無い代わりに、先に、2ケ月分の保証金を取っている。退去の場合は全部戻るが、トラブルがあれば、これで処理する。入居者からは、家賃の70%を貰い、これを大家さんと、不動産業者とで折半する。或いは大家さんが1ケ月分をくれる。管理料は1ケ月分を貰うか、家賃の5%を貰っているようだ。我々の訪問した不動産会社は、この棟の400戸を管理していた。トラブルで一番多いのは、水漏れ、鍵壊れ、湯沸かし器の故障等であるそうな。この会社では、即日解決しているとの事。トラブルを起こすのは、欧米人(特にイタリア人が多いそうな)に多く、日本人は、割合いキチンとしていて、貸したい人種と言っていた。保証人は無し、トラブルがあっても、2ケ月の保証金で処理出来るとの話であった。家賃も不況で、現在は大きく下落している。住人の買い物は、住居の近くにスーパーがある。因みに近くにカルフール(フランス系)があったので入ってみた。ビックリしたのは、エコバック等ない。買い物袋が無いので、商品は自分で抱えて持ち帰る。上海はローソン・ファミリーマートが多く、北京では反対にセブンが主流の様だ。続きは、また明日に~