極東不動産の日記

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最近の取引の傾向

2009-09-11 22:12:59 | 業務日誌

今日、東京からある調査機関の方が、福島の地価を調べに来られた。最近の売買事例等から、ありのままの現状を申し上げた。仲介者として、我々は売り手と買い手との、壮絶なせめぎ合いの中で、決まる価格を熟知しているので、大体の(市内の)価格は把握している。今では土地・マンション・戸建等全て、バブル時の三分の一・四分の一は、当たり前になってしまった。ワンルームマンションなど、二百万・百万台には、(バブル時に買われた)売主さんも、笑いだす始末である。それと消費者からの指値が、殆ど通つてしまうことと、取引金額が限りなく、小さい傾向に向かっている。消費者の財布が固いことと、景気の先行きが不透明であることに、起因しているのだろう? 政権が代わっても、急に景気が良くなることは無いと思われる? 特に東京に比べ地方はひどいことを、お話した次第である。新政権のダイナミックで、早急な経済政策の実施を望みたいものである。