Kuni Takahashi Photo Blog

フォトグラファー高橋邦典
English: http://www.kunitakahashi.com/blog

あらたなチャレンジ

2009-08-22 13:19:43 | 報道写真考・たわ言
昨日、トリビューンのスタッフ・フォトグラファーとして最後の日を勤めてきた。

機が熟した、とでも言うべきか、これからインドに拠点を移しフリーとしてやっていくことに決めてボスに通知したのが2週間前。

紛争地をはじめ、多くの取材のチャンスを与えてもらったトリビューンでの5年間は、カメラマンとしての僕のキャリアに実に有意義なものだったと思う。

最後の日ということで、ボスがケーキを注文し、オフィスを去る時に写真部のみなが拍手で見送ってくれた。これまでのリストラで、挨拶さえもできずに社を去って行った同僚たちのことを考えると、少し複雑な気分。

ボストン・ヘラルド時代から数えて14年間を新聞社のカメラマンとしてやってきた。この歳でフリーとして出直すのはかなりきついと思うけど、もうやるしかないな。

いろいろと準備をすませてから引っ越しは来月末あたりを考えている。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (硝子)
2009-08-22 17:36:08
新たな一歩を祝福します!応援しています
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Unknown ()
2009-08-23 10:20:20
おめでとうございます。
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Unknown (yusaku)
2009-08-23 13:55:06
いつも日記を楽しみにさせて頂いています。シカゴトリビューンを辞めてこれからフリーで活動されるとのこと。ご決断までには色々な葛藤があったかと思いますが、ご自分の信じる道を突き進んで、素晴らしい写真を撮り続けて下さい。
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Unknown (Unknown)
2009-08-23 19:44:21
ずっと 応援し続けます。
ブログを更新し続けて下さい。

新たな旅立ちに幸あれ
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Unknown (Mari)
2009-08-24 13:08:33
ずっとブログを拝見してきました。

フリーとしてインドでスタートされるとのことですが、インドを選んだ理由は何ですか?

これからは、カメラマンとしてどういった活動をされるのですか?

今後のブログを読んでいれば分かることですよね?ただ、すごく興味があったので…

これからも、是非ブログは続けてください。
本当に楽しみにしています。
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Unknown (Yusuke)
2009-08-24 13:56:57
動き出したらもう後は前進するのみ、と言ったところでしょうか。応援しています。
インドという場所から、また新たな視点で様々な事を見ることが出来るかもしれませんね。

私事ですが、先月からアメリカに来ていて、来年から高橋さんと同じボストンのNESOPでphotojournalismを学ぶ予定です。
欧米の大手通信社以外の新たな地域からも、もっと多くのストーリーが自由に発信される日が来ると良いですね。
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Unknown (Unknown)
2009-08-25 01:33:37
とうとう覚悟を決めたな。フリーは厳しいぞおい!!Dattaに負けるなよ
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Unknown (潔美)
2009-08-25 03:13:33
いつもブログを楽しみにしています。
新たな旅立ち、心から応援します。

インドでは取材のテーマをどこに絞られるのでしょうか。
そのあたりに、とても興味があります。

今年4月から約2か月間にわたって、インド仏教の改革者・佐々井秀嶺師が来日されました。
是非佐々井師にもお会いください。

これからもブログを楽しみにしています。
日本での高橋さんの写真展や講演があればうれしいです。
どうぞお体を大切に。
ご活躍を心からお祈りいたします。
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Unknown (G-PHOTO青木)
2009-08-25 17:13:53
いつもブログを拝見しております。

フリーの方に有益な情報だと思います↓
お役立てください。

http://newssafety.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=518&Itemid=100184
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Boys be ambitious! (Unknown)
2009-08-26 00:33:53
フリーとしての旅立ち、おめでとうございます。高橋さんには11年前に偶然Bostonでお会いし、その後どうしていらっしゃることか案じていた所、偶然こちらのブログを拝見し、私自身色々考えさせられる事が多く、すっかりファンになってます。

大きな決断だったと思います。私自身が今様々な決断の時を迎えており、何だかとても勇気を頂きました。自分の夢を実現させる事はたやすいことではありませんが、絶対に高橋さんには可能だと思います。
Boys be ambitious! 今後の益々のご活躍心よりお祈り致しております。
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