![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9f/0da92c4c80ae1555f186613f63a516cd.jpg)
昨日早朝、またカブルで自爆テロがおこった。ターゲットはグリーン・ビレッジとよばれる敷地で、コントラクターや政府、NGO関係など多くの外国人が利用していたゲストハウス施設だ。爆発の巻き添えをくった市民や子供など少なくとも8人が死亡、18人以上が怪我をしたと報じられた。
記者と数人の米国の役人たちと共に南部に飛ぶことになっていた僕は、ちょうどテロが起こった時に米国大使館で待機中だったが、事件直後に大使館のゲートはすべて閉められ、その後3時間以上外にでることができなくなった。ようやく解放されて爆破現場に着いた時にはすでに、テロリストたちはみな自爆したか撃たれて殺され、事態は沈静したあとだった。
一昨日突然アフガニスタンを訪れ、カルザイ大統領とあらたな長期戦略協定に署名したオバマ大統領だが、これに怒ったタリバンが、爆破テロはオバマに対するメッセージであり、外国の占領勢力や腐敗した役人たちに対し、さらにあらたなテロ攻撃をはじめるとの声明を発表した。
アフガニスタンを訪れるたび、いつもこんなナンセンスなバイオレンスに直面せざるを得なくなる。( http://www.kunitakahashi.com/blog/2011/08/21/never-ending-tragedy-suicide-attack-in-afghanistan/ ) 多くの場合、実際に犠牲になるのはタリバンが狙う外国人よりも、たまたま現場に居合わせた罪のない一般市民だ。タリバンは、外国占領軍を追い出すためというが、果たしてNATO軍や米軍が撤退をする2014年のあとに、彼らはテロ攻撃をきっぱりと止めるのだろうか?イラクの抵抗勢力も同じ事を言っていたが、米軍が撤退した現在も、バクダッドでの爆弾テロは起こり続けている。
この不毛なバイオレンスが、美しいこの国で文字通り「終わりなき戦い」にならないことを、ただ願うばかりだ。
(もっと写真を見る http://www.kunitakahashi.com/blog/2012/05/03/bombing-in-kabul-again/ )
記者と数人の米国の役人たちと共に南部に飛ぶことになっていた僕は、ちょうどテロが起こった時に米国大使館で待機中だったが、事件直後に大使館のゲートはすべて閉められ、その後3時間以上外にでることができなくなった。ようやく解放されて爆破現場に着いた時にはすでに、テロリストたちはみな自爆したか撃たれて殺され、事態は沈静したあとだった。
一昨日突然アフガニスタンを訪れ、カルザイ大統領とあらたな長期戦略協定に署名したオバマ大統領だが、これに怒ったタリバンが、爆破テロはオバマに対するメッセージであり、外国の占領勢力や腐敗した役人たちに対し、さらにあらたなテロ攻撃をはじめるとの声明を発表した。
アフガニスタンを訪れるたび、いつもこんなナンセンスなバイオレンスに直面せざるを得なくなる。( http://www.kunitakahashi.com/blog/2011/08/21/never-ending-tragedy-suicide-attack-in-afghanistan/ ) 多くの場合、実際に犠牲になるのはタリバンが狙う外国人よりも、たまたま現場に居合わせた罪のない一般市民だ。タリバンは、外国占領軍を追い出すためというが、果たしてNATO軍や米軍が撤退をする2014年のあとに、彼らはテロ攻撃をきっぱりと止めるのだろうか?イラクの抵抗勢力も同じ事を言っていたが、米軍が撤退した現在も、バクダッドでの爆弾テロは起こり続けている。
この不毛なバイオレンスが、美しいこの国で文字通り「終わりなき戦い」にならないことを、ただ願うばかりだ。
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