昨夜、友人のウェディング・パーティーにでかけてきた。
新郎となる僕の友人リックはUSA TODAY紙の特派員として、この2年間バグダッドで仕事をしてきた。USA TODAYに移籍する以前トリビューンの記者だったリックと僕は、94年にコンビを組んで1ヶ月ほど一緒にイラクで取材をした経験がある。気負うこともなく、気さくでとても仕事のしやすいいい奴だ。
ウェディング・パーティーといっても実際に結婚するのは6月で、式を挙げるのも彼の両親のいるマイアミということらしい。休暇で一時的にシカゴに戻ったリックと婚約者のために、シカゴの友人たちがささやかな宴をひらいたというわけだ。
リックとは昨年6月にもバグダッドで顔を合わせていたので、特に久しぶりというわけではないのだが、それでも元気そうな顔をみて安心した。イラク特派員としての仕事もあと4週間を残すのみということで、いくらかほっとした様子でもあった。
これまでにも何度か書いたことがあるが、現在のイラクで外国人がまともな取材をすることなどほとんど不可能といっていい。誘拐される危険があまりに高すぎるので自由に外を出歩くことができないからだ。人目をひくカメラマンにとっては状況はさらに厳しくなる。米軍に従軍しなくては写真を撮ることさえままならないし、僕などにとっては欲求不満が募るばかりの環境なのだ。
ホテルからでも記事が書けるとはいえ、リックはそんな場所でよく2年間も頑張ったなと思う。結婚後はニューオリンズの特派員として、台風カトリーナで破壊された街の復興を見届けるそうだ。
任期全うのためにリックは今日またバグダッドへと飛び立っていった。最後の4週間、気を抜かないで勤め上げて欲しいと思う。
新郎となる僕の友人リックはUSA TODAY紙の特派員として、この2年間バグダッドで仕事をしてきた。USA TODAYに移籍する以前トリビューンの記者だったリックと僕は、94年にコンビを組んで1ヶ月ほど一緒にイラクで取材をした経験がある。気負うこともなく、気さくでとても仕事のしやすいいい奴だ。
ウェディング・パーティーといっても実際に結婚するのは6月で、式を挙げるのも彼の両親のいるマイアミということらしい。休暇で一時的にシカゴに戻ったリックと婚約者のために、シカゴの友人たちがささやかな宴をひらいたというわけだ。
リックとは昨年6月にもバグダッドで顔を合わせていたので、特に久しぶりというわけではないのだが、それでも元気そうな顔をみて安心した。イラク特派員としての仕事もあと4週間を残すのみということで、いくらかほっとした様子でもあった。
これまでにも何度か書いたことがあるが、現在のイラクで外国人がまともな取材をすることなどほとんど不可能といっていい。誘拐される危険があまりに高すぎるので自由に外を出歩くことができないからだ。人目をひくカメラマンにとっては状況はさらに厳しくなる。米軍に従軍しなくては写真を撮ることさえままならないし、僕などにとっては欲求不満が募るばかりの環境なのだ。
ホテルからでも記事が書けるとはいえ、リックはそんな場所でよく2年間も頑張ったなと思う。結婚後はニューオリンズの特派員として、台風カトリーナで破壊された街の復興を見届けるそうだ。
任期全うのためにリックは今日またバグダッドへと飛び立っていった。最後の4週間、気を抜かないで勤め上げて欲しいと思う。