HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

トラックワールドカップ、衝撃の新・リーダージャージ

2011-11-07 17:50:33 | bike
トラックワールドカップのリーダージャージのデザインが一新された。


ヴィクトリア・ペンデルトンが纏う旧デザイン。爽やかな白が美しいペンデルトンによく似合う(2008年)。


そして衝撃の新・デザイン。


トラックW杯 2011~2012シーズン 第1戦アスタナ大会 男子チームスプリントのポディウム(優勝のドイツ)


灰色や。。。 むっちゃ灰色や。この3人は素で暑苦しいけど(←短距離のガチムチだから)、アワンみたいな小兵が着たら、地味すぎて存在感がなくなるわ。デザインが変わると、賛否両論出てくるのは重々承知だが、今のところ否しかない、否しかー(叫)。

オーストラリアのマイケル・ヘップバーンは、今回のW杯には参戦していないが、twitterでこの灰色ジャージを見て、一言「ショッキング」。どこかで着る可能性は十分あるワケだし。

で、なんで変えちゃったのか理由は分からないが、白だと世界チャンピオン・ジャージ(マイヨ・アルカンシェル)と紛らわしいからなのかなぁ。まあ、世界チャンピオン・ジャージの方が、このデザインにならなくてありがたく思えよ!って気もしなくはないが。

(photos: [上]Zimbio、[下]ベルリン6日間レース公式サイトより)

マキュアン、ハワードのメンター役に名乗り出る

2011-11-07 17:40:52 | bike
来季、グリーンエッジでチームメイトとなるロビー・マキュアンとリー・ハワード。

 
ハワード(2009年)、マキュアン(2010年)


マキュアンはハワードのスプリンター指南役に名乗り出た。

「僕はリーについて大きな可能性を感じている。彼は飛躍的に成長しているが、経験ある選手がサポートすることにより、早く大きな勝利を手にし、ミスを回避することができるだろう。すべての若い選手達にも同じことが言えるが、スプリントだけでなく、プロ選手としての成長のためにも」

スプリントにおけるポジショニングは非常に重要、とマキュアン。アシストがいなかった場合ばかりでなく、どう展開するか、素早い決断、スプリンターとして一目置かれることなど。要は勝てない奴・勝つ気がない奴の番手は誰も欲しくないが、勝負に絡める奴は一目置かれ、その後ろは大人気。当然、自分の列車があればエネルギーの節約になる。経験を積めば、瞬時の判断に磨きがかかり、自信にも繋がる、と。

SBS: McEwen to mentor Howard at GreenEDGE

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そしてCNには、来年の5月で引退かも?の記事。スプリント・アドバイザーの役割もとても楽しみにしているしね。。。

CN: McEwen completely comfortable with decision to finish career next season

ラボバンク、ファームフリッツ、ロット、カチューシャ、レディオシャック、グリーンエッジ(来季)と、完璧なオランダ語と列車のいらないスプリント力を携え渡り歩いた。

2001年頃、オグレディの大ファンの私の英語の先生は「(マキュアンは)assh●le」(←イヤな野郎の意)と嫌っていた。しかし、その後「assh●leは間違いだった。あいつはイヤな野郎を装ってるんだ。非欧州人がヨーロッパのロードレースで鎬を削るのは大変なことだ。相当な決意と根性がないとガイジンはあっちでやっていけないのが分かった」と、訂正した。

よく思ったのは、マキュアンは、ほかの英語圏の選手のように、英語圏同士あまりつるまない。別に距離を置いている感じもしなかったし、単に語学の問題とか、嫁がベルギー人とかもあるのかもしれないけど…。レーススタイルと同じく、道を己で切り開く、即決即断の男という印象が強い。

そんなマキュアンは只今、自伝本『One Way Road』販促活動中。

(photos by kumataro)

ブロンクスの6日間レースと10年ひと昔のビデオ

2011-11-02 22:33:24 | bike
ニューヨークのブロンクスにベロドロームを作って6日間レースを開催しよう、という構想があるらしい。ベロドロームは自転車競技の拠点になり、若い選手たちをサポートする。

で、National Cycling Association(NCA=国立自転車協会)という団体がこのプロジェクトを推し進めているのだが、今現在、どのあたりまで話が進んでいるのか検索中。なかなか、簡単なことではないようだ。資金調達は大変みたい。


National Cycling Association

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このNCAがプロモーションため作ったビデオが面白い。YouTubeにUPされたのは今年の7月なのに、使っている映像がことごとく古い(苦笑)。トラック世界選、ミュンヘン6日間レース、コペンハーゲンのベロドロームなどの継ぎ接ぎ。カスクの選手がいるしー。

ミュンヘンは2009年で休止されている。でも、この映像のミュンヘンは巨大な会場に観客がわんさかいる。写真や動画でしか見たことがないけど、魅力的な6日間レースの一つだった。なんかしょんぼりだわー。

1:22…カスクをかぶったロン毛のリージ
4:51…エリック・ハイデン
5:14…サーじゃなかった頃のクリス・ホイ
6:57…ツァベル(←優勝。2001年か?)
7:13…元日本監督、マニエ(←若!! 2000年世界選)

Presenting the National Cycling Association


セレブなエヴァンズ

2011-11-02 10:13:40 | bike
カデル・エヴァンズがオーストラリアの競馬にセレブリティとして参加。

スーツ姿は決してサラリーマンではないよ?(酷)


ヴィクトリア・ダービーのパーティーで嫁のキアラさんと。
可愛いし、お茶目な奥さんだよね~。
この嫁がいなかったら、エヴァンズは田舎の鈍行列車で一人で駅弁食べてそうだもんなー(←乗り鉄か?)


メルボルンカップにて。WNBA(女子バスケ)のエリザベス・キャンベージと。
20歳、203cm。普通にダンクできるよねー、きっと。


トロフィーの配達人(?)の役目だったというエヴァンズ。
エミレーツ航空の客室乗務員の皆さんと共に。カンタスじゃなくて良かった?(←ストやってた)


(photos: Gettyより)

アスタナ・ヴェロドロームはとてつもなくデカい

2011-11-01 20:04:06 | bike
トラックワールドカップ第1戦アスタナ大会明後日開幕。

CYCLIST FANさんのところを見てビックリ。3日間開催が4日間開催になったそうだ。

CYCLIST FAN: [11-12 トラックW杯第1戦] アスタナ大会は11月3日(木)~6日(日)開催! 現地速報やります!!

初日の11月3日は男子・女子の団体追い抜き予選。

UCI: タイムテーブル(←PDF)

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会場のアスタナ・ヴェロドロームが異様にデカい(←旧共産圏得意のハコモノの名残?)。


観客席10,000席(驚)とオープン前の説明にはそう書いてあった。伊豆ベロドロームは常設1,800席、仮設スペースを含めても3,000席だ。ポーランドのBGŻアリーナも伊豆と同じぐらいだと思う。カザフ、スケールが違うわー。バスケットボールのコート、スケートリンク、プール、陸上トラックなどとしても使える複合スポーツ施設なんだとか。

オーストラリアのトラックナショナルチームは、40時間かけてアスタナに辿り着いた。オーストラリア→シンガポール→フランクフルト→アスタナ。なんか遠回りな気もする(苦笑)。そんな長旅なのに、さっき雪合戦して遊んでいた。気温マイナス3℃で雪。。。

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私の気になる3国の出場予定選手。

【日本】
中川誠一郎(JPCA・JPCU熊本)
坂本 貴史(JPCA・JPCU青森)
河端 朋之(JPCA・JPCU岡山)
渡邉 一成(JPCA・JPCU福島);シクロ東京
新田 祐大(JPCA・JPCU福島);シクロ東京
雨谷 一樹(JPCA・JPCU栃木);シクロ東京
盛  一大(愛知・愛三工業レーシング)
石井 寛子(茨城)
前田佳代乃(鹿児島・鹿屋体育大学)
田畑 真紀(JPCA・ダイチ)
加瀬加奈子(新潟・日本競輪学校)
上野みなみ(青森・鹿屋体育大学)

JCF: UCIトラック・ワールドカップ第1戦日本代表派遣選手について

【オーストラリア】
≪Australian Team≫
Ashlee ANKUDINOFF (Menai NSW, 20.08.1990)
Katherine BATES (Northmead, NSW, 18.05.1982)
Amy CURE (Penguin, TAS 31.12.1992)
Sarah KENT (Duncraig WA, 10.02.1990)
Kaarle MCCULLOCH (Gymea Bay, NSW 20.01.1988)
Anna MEARES (West Richmond, SA [formerly QLD] 21.09.1983)
Edward BISSAKER (Forrest ACT, 23.07.1992)
Alexander EDMONDSON (Stirling, SA 22.12.1993)
Michael FREIBERG (Dianella, WA 10.10.1990)
Mitchell MULHERN (Hendra, QLD 22.01.1991)
Glenn O'SHEA (Ridleyton, SA [formerly VIC] 14.06.1989)

≪Team Jayco -AIS≫
Matthew GLAETZER (Adelaide SA, 24.08.1992)
Shane PERKINS (Clayton South, VIC 31.12.1986)
Scott SUNDERLAND (Hillarys WA 16.03.1988)

Cycling Australia: Australian teams for Astana World Cup round

【英国】
≪男子スプリンター≫
Matt Crampton
Ross Edgar
Chris Hoy
Jason Kenny
Jason Queally

≪女子スプリンター≫
Becky James
Jess Varnish

≪男子オムニアム≫
Ed Clancy
Dani King

BCF: トラックW杯アスタナ大会特設ページ

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追記: TISSOT: スタートリスト・リザルト建設予定地