HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

6日間レースの暗いニュース

2011-11-10 20:09:28 | bike
【ハノーヴァー6日間レース、復活ならず】
12月15日~20日に開催予定だったが、オーガナイザーの病気のため中止が決定。エリック・ツァベルが、スポーツ・ディレクターだった。ハノーヴァーは1913年~1981年の間、10開催されたレース。今回、復活が実現すれば30年ぶりの開催だったのだが…。

1年前、ドイツ車連の副会長は「6日間レースは、中長距離選手のみならず、短距離選手のためにも、必要不可欠なレース」(※ ドイツの6日間レースは短距離選手の種目も織り込んでいる)と語っていた。ドイツの自転車界にとって大打撃だ。

重度の鬱病で入院治療に入ったオーガナイザーのクリスチャン・ストール氏は、ブレーメン、ベルリン、チューリッヒ6日間レースのレースアナウンサーを務めたことがあるばかりでなく、ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンのスタジアム・アナウンサーもやっていた人なのだとか。2012年に復活予定のケルン6日間レースには、ストール氏もツァベルも関わっていたようだ。

アナウンンサー、レース・オーガナイザーと多忙を極めていたのだろうか。ハノーヴァーに関しては、ストール氏が一人で全てを仕切っていた、とも書かれていた。八面六臂の活躍と、彼の心を覆った黒い霧とのコントラストが悲しくてならない。ドイツでは自転車関係の人としてより、サッカーのアナウンサーとしての方が有名みたい。回復を祈る声が多く寄せられていた。

【ラボバンク、ロッテルダム6日間レースのメインスポンサーを降りる】
2012年の開催(1月5日~10日)を最後に、ラボバンクはロッテルダム6日間レースのメインスポンサーを降りる。2006年から7年間メインスポンサーを務めたラボバンクは、サポートは続けるがどの程度のものなのかは不明。

【モルコフの憂鬱】
サクソバンクのモルコフは、今シーズン3つの6日間レースに出場する予定だったが、1つになるかもしれない。

リース監督は、チームの選手が6日間レースに出場することを以前からよしとしていない。モルコフにもオフシーズンに働き過ぎないよう忠告していた。

ハノーヴァー、ロッテルダム、コペンハーゲンが出場予定のレースだった。ハノーヴァーは上記の理由で中止。ロッテルダムはサクソバンクのトレーニングキャンプと重なるため、トレキャン優先となるだろう。残すは2月2日~7日のコペンハーゲンだが、その前にもう一叩きしておきたかった。ベルリンにハノーヴァーで組む予定だったマルク・ヘスターと出場できるかもしれない…。今こんな状況らしい。


ベルリン6日間レース公式サイトののトップページ
(L→R)2位のマイヤー - ハワード組、1位のバルコ - クルーゲ組、5位のスタム - スヘプ組
あれっ、、、3位(モルコフ - ラスムッセン組)と4位(マルヴリ - ホンド組)は?
特に意味はないのかもしれないけど、3、4位が抜けて5位ですか。。。
いいラスムッセンは、悪いラスムッセン2号になっちゃったから(苦)。
これじゃあモルコフも浮かばれないよね(←生きてるって)。


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