Decade Ago - Michael Rogers - （10年前のマイケル・ロジャース）

2013年、雨のジャパンカップをマイケル・ロジャースが制す。

ノーマークだったけど、ありだな、と思わせる結末だった。

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10年前（2003年）のレース前、ロジャースにサインをねだった。あまりご機嫌という感じではなかったが、「どうもありがとう」と言うと、消え入るような声で「ノー・プロブレム」と言った。

レース後は、行商に勤しんでいた。サイクリングシューズがなかなか売れなくて逆ギレ（苦笑）。使い古したナ○キ。それもデカい。誰が買います？

2003年、ロード世界選タイムトライアル銀メダルを引っ提げての来日だったが、如何せんネームバリューが…。今となれば、世界選TT3連覇の始まりの年だったのに。トニー・マルティンみたいなものなのに。

大体、オーストラリア人選手と言えば、気さくで明るいイメージがあるが、ロジャースはなんか陰気。

陰気な豪州人に限って、嫁がイタリア人だったりする（e.g. エヴァンズ、ロジャース）。地元のお喋りで明るい伊達男に、食傷気味のイタリア娘の御乱心か（←酷）。

でも、オーストラリアの若手の間では、ロジャースは意外と人望があるっぽいんだよなぁ。数名が“尊敬する選手”に、ロジャースを挙げていた。面倒見がいい人なのかもしれない。

RESULTS 2013 JAPAN CUP / 2013（←PDF）


Michael Rogers @ 2003Japan Cup （photo by kumataro）
思いっきりブリーチのマイケル・ロジャース当時23歳