HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

「囚人のジレンマ」はなくなるか?

2008-07-18 17:07:14 | David Millar&Garmin
学生時代、「囚人のジレンマ」について無茶苦茶勉強した(←たぶん?)のに、殆ど覚えていない...orz

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デイヴは昨年のように、取り乱してはいない。お行儀の悪い言葉が多かったので(苦笑)、コメントを掻い摘んで。

驚きだ。リッコは無責任だし、自転車競技に対する愛もないし、大切に思っていない。でも彼に「大丈夫だ見つからないさ」って言って、ブツを渡した奴がいる。そいつを見つけ出さないと。

ヴァンデヴェルデを見てくれ。彼はクリーンで総合3位につけている。彼みたいにはやれない? それは単に力量不足ってこと。でもクスリはいらない。

ジャネッティ総監督は(リッコを)信用してたのに、裏切られたんだ。監督はハートがある人。この件で学ぶと思う。彼はチーム内のアンチドーピング・プログラムを年末までに作るだろう。昨年も、そうしようとしてたんだ。

CN: Millar: 'Riccò was too good to be true'

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オグレディはドーパーの永久追放を訴える。

自転車競技が危機に瀕していることが分かっているのか? 僕は永久追放にすべきだと思っている。その後、さくらんぼ摘みをしようが、ほかの仕事に就こうが、知ったこっちゃない。ただ、自転車競技の世界からイカサマ師には出て行ってほしいだけ。

Independent Online: 'Give dopers lifetime bans'

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マサ様がブログで、日経サイエンス2008年8月号「ドーピングはなぜなくならないのか」という記事を取り上げていた。紹介文によると「正直者がばかをみる」状況だとドーピングはなくならない。検査能力を向上させ、罰則を厳しくすることで、「正直者が得をする」状況に変える必要があると書かれている。

オグレディの発言やカヴェンディッシュのコメント(「検出システムが上手くいっているのは喜ばしいことだね」)を考えると、まさに今その過渡期にあるのだなと思う。昔なら、ドーピング騒動があると「僕らは犯罪者じゃない」とばかりに抗議行動が行われたりしたが、昨日の様子は落ち着いたものだった。厳格なドーピング検査システムに辟易することもあるだろうが、ズルする輩は排除されるという見返りを、真っ当な選手達も感じることができるようになってきたのかもしれない。

自転車競技を愛し、ルールを守る選手達による、スポーツマンシップに則ったレースが観たい。

(photo: Yahoo! Sportsより。腕に「I'M DOPING FREE」(薬物なし)のシールのクネゴ@Stg. 1。WWW.DOPINGFREE.ORG

ハットトリック

2008-07-18 00:49:32 | bike
カヴェンディッシュ、ステージ3勝目。

カヴ、また列車に乗ってないしー。でも勝ちゃあいいのか、チームメイトとしては。

昔、団交決裂かなんかで鉄道ストが突然始まり、徒歩やら激混みバスやらで、ふらふらになりながら苦労して会社に辿り着いたら、「どーしたらいいかよくわかんないからー、ストが終わるまで駅でまってましたぁ」って同じ町に住む同僚が、私より5分前に会社に到着したのを知った時の私と、カヴの列車要員は同じ気持ちだろうと思った(←長い割にたとえ話びみょー)。


あー、また何か叫んでる?


(photo: Yahoo! Sportsより)