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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

それでも世界選が好き

2007-10-01 21:00:20 | David Millar&Saunier
世界選RR当日、午前7時。朝食の席でデイヴ(←山盛りのパスタを押し込みながら)とメカニックの「世界チャンピオン年度当てクイズ大会」が始まる。そこにカヴとハモンドも合流。

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DMには昨年のような見せ場はなかった。

「もう力は残っていなかった。でもロードレースがエネコ以来だと思えば、満足している。これまで経験した中でも、きついレースだったよ。イタリアチームはとても積極的で、レースを作った。僕は3回パオロと一緒に丘を登ったけど、彼は信じられないほど強かった。まるで僕らは遊ばれてるようだった。勝負どころでパオロの近くにいたが、もう疲れ果ててついて行けなかった。それでも世界選が好きさ。ただ、大好きだ」

【おまけ(photo by ワトソン先生)】
SRMについては黙ってられないデイヴ(違)

BCF: UCI Elite Mens World Road Race Championship 2007
bikeradar.com: World's: post-race comments

(photo: BCFより)

雨に唄えず

2007-09-28 18:32:35 | David Millar&Saunier
80%雨予報。しかし路面はどんどん乾いていった。やはり雨のTTを期待していたようだ(重馬場巧者?)。

「ひどい1日だった。何もないよ。44kmがとても長く感じた。アスリートが経験する“駄目な1日”がこの日に来てしまった。全面的に自分の体調の問題。それ以外は完璧だった。言い訳できない」

でもTTが駄目だった分、RRへのモチベーションは上がったそうだ。

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中間計測タイムはジェットコースターのように上下する。

Check 1: 8.39km
1. Fabian Cancellara (Switzerland) 11.11
7. Bradley Wiggins (Great Britain) 0.18
22. David Millar (Great Britain) 0.30

Check 2: 22.2km
1. Fabian Cancellara (Switzerland) 27.12
11. Bradley Wiggins (Great Britain) 1.00
12. David Millar (Great Britain) 1.03

Check 3: 31.12km
1. Fabian Cancellara (Switzerland) 39.57
9. Bradley Wiggins (Great Britain) 1.21
23. David Millar (Great Britain) 1.51

結果は18位(カンチェラーラから2:40遅れ)。

ウィギンスの10位は北京五輪のTTの枠一人を獲得。

BCF: Elite Men’s Time Trial September 27, 2007; Stuttgart (Germany)
Cycling Weekly: WIGGINS AND MILLAR DISAPPOINTED WITH TT RIDES


Cycling Weekly: Album: Road World Championships 2007: Elite Men Time Trial

(photo: BCFより。ミラー&ウィギンスのローラーセッション)

世界選TT

2007-09-28 00:22:01 | David Millar&Saunier
カンチェラーラ、TT世界チャンピオン防衛!! スタート台を飛び出していったところで、もう決まったなーと思ったもの。適度にリラックスしているように見えるが、凄まじいプレッシャーなのだろう。ヤッター!!ではなく、ほっとしたという感じだった。

若いクレメントは終いはタレちゃったけど、素晴らしい走りだったし、偽物イタリアジャージ(←ハンガリーだって)のボドロギは最後追い込んで…。グティエレスにお礼しとかないとw

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ミラーの落胆振りには胸が締めつけられた。でも自分のせいだものね(ひどい)。RRで頑張ってもらいましょう。

放送では“2003年のアルカンシェルはドーピング疑惑で剥奪”なんて仰ってましたが、疑惑じゃないし。確定ですよ。告白したのだ。どれもこれもが濡れ衣だとか奪われしものではない。まあ、気を使ってオブラートに包んだ言い方をしたのかもしれないけど。

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このプラカード、よく映ってたなー。今度観戦に行ったらやるか?(いやだ)

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デイヴがスタート台に立ったときにかかってた曲はABBAの「Lay All Your Love On Me」。

ABBA-Lay All Your Love On Me



とても情熱的な歌詞だけどここが使いたかった?

now everything is new
and all I’ve learned
has overturned


ABBA The Site: Lyrics Lay All Your Love On Me

(photo: ViewImages.comより。どのあたりでバイザーをひっぱがしたのだろうか)

DMインタヴュー & 私の陰謀

2007-09-26 18:54:18 | David Millar&Saunier
いぬたろうに「カンチェラーラには勝てないから」と宣言された(号泣→納得)。何かをやるしかないと…。

まきびしを撒くとか???(古典的…)

「毒でも盛ってこいよ」といぬたろう。もう本人が毒団子を手渡ししている(違)。カンチェなら食べちゃいそうだなぁ(←うっかり八兵衛かよ!)。

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BCFにDMの世界選直前インタヴュー。

BCF: Report: Road Worlds Final Training Day

  • 自転車が届かなかったので90分ローラー台。
  • 難しいコースかと思ったが、乗ってみると速いコースだった。楽しめるよ。
  • ポローニュ直前の落車。大怪我ではなかったが、ポローニュから世界選にすぐさま気持ちを切り替えなくてはならなかった。
  • 1週間、痛くてブレーキレバーを握れなかった。
  • TTポジションしかとれなくて、更に歯も痛くなる。
    ポローニュには出場できなかったけど、そんなことを思えば、楽しくTTのトレーニングをやって、今ここにいることが幸せだ。
  • 世界選RRはメンタルなゲームで、消耗戦だ。待つこと耐えることを、出場停止期間中に学んだよ。根競べさ。僕はTTとRRから同じぐらいの喜びを得ることができる。
  • 昨年の世界選は力もあったが疲労もあった。でも今年のTTは昨年よりいい位置にいると思うんだ。このコースはカナダのハミルトン(※ 2003年の世界選)に似ている。精神的にも肉体的にも昨年ほど辛くない。ポルトガルで2着(参考画像: 2001年世界選TTポディウム←うわ~、、、)だったときのように順調だ。
  • 空力を活かせ、長くスピードが保つことが出来る区間は僕の体格に向いている。ブラッドリー(・ウィギンス)や僕みたいな大男向きだね。それにこの登りもクライマー向きではなく、自分に合っている。
  • 世界選のためにナショナルチームに戻ってくるのが楽しみ。世界選RRの刺激的な雰囲気が好き。
  • トラックナショナル選の後は、パパに会うためアジアに行く。11月はスリップストリームに合流し、その後の2ヶ月は来年のレースに備える。スリップストリームでは大役を果たさなければならないので、ワクワクする。ジローナにベースキャンプを置き、多くの友人達とトレーニングを楽しもう。勿論、GBチームも大好きだ。
  • GBチームのメカニシャンのアーニーは本当に僕に良くしてくれる。サウニエルにいる時でも、ポジションの確認をしたい時はいつでも飛んで来てくれる。自転車を100%の状態に仕上げてくれるんだ。至れり尽くせりのナショナルチームに感謝。

    ウィギンスはデイヴと一緒にポディウムに立つことが出来たら嬉しいと語る。世界選で一緒になるのは、デイヴがプロ1年目、ウィギンスがジュニアの頃以来だそうだ。

    +++

    え゛ー、トラックナショナル選が終わったら、アジアを旅行するんだー。だったらジャパンカップに来てくれたらいいのにorz

    (photo: TdF 2007 ロンドン@ローラー台前)

  • プレ世界選劇場

    2007-09-26 07:22:11 | David Millar&Saunier
    Nacoさんのレポートにデイヴの元気な姿&近況。

    mas ciclismo: le 25 septembre, 2007 世界選最新News

    Cycle Sport誌のインタヴューに答えたそうだ。兆しは見られたけど、仲直りして良かった。英国の自転車メディアといつまでも険悪な仲というのも困りものだったから。

    +++


    カンチェラーラにTTの秘訣を尋ね、


    手まで握ったのに、


    教えてくれなかったので、洗濯物ひるがえる中、
    一人淋しくローラー王子(※ キャプションはフィクション)


    (photos: 上2枚Yahoo!News、下BCFより)

    フォンドリエストの教え

    2007-09-25 17:54:49 | David Millar&Saunier
    『Procycling』2007年9月号の特集は「プロトンの秘密」(=プロ選手の奥義)。例えばグレッグ・レモンは「決してあきらめない」、バッランは「石畳の上ではリラックスする」、フレイレは「自分を信じろ」とか。デイヴィッド・ミラーの場合は…。

    マウリッツィオ・フォンドリエストが僕が駆け出しの頃にしてくれたアドバイス。

    「いつもシューズは綺麗にしておけ」

    お洒落とか速く走るとかとは関係ないんだけど、その教えを今も守っている。これはプロであろうとアマチュアであろうと一つの儀式みたいなものなんだ。汚れのないシューズは臨戦態勢の表れだ。特別なものは使ってない。ホテルにある靴磨き用の布とかタオルとか。まあ、実践向きって訳じゃないけどさ。僕にとっては大事なことなんだ。

    イチローは用具の手入れに余念がないと聞いたことがある。商売道具を大切にするのは一流選手のあかしだ。でもデイヴッド、自転車が薄汚かったというのはどーゆーこと!?w

    (photo: サウニエル公式サイトより)

    伊豆のウイリー職人がサウニエル入り

    2007-09-23 19:37:01 | David Millar&Saunier
    今年のツアー・オブ・ジャパンの伊豆ステージ修善寺駅前でウイリーを披露していたアクアエサポーネのオレリアン・パスロンが来季サウニエル入り。3年間の長期契約だ。

    Saunier Duval Team Prodir Official Site: French sprinter Aurélien Passeron signs with SAUNIER DUVAL-PRODIR for three seasons

    (photo: @TOJ'07伊豆ステージ。右がパスロン)

    英国ナショナルトラック選手権日程

    2007-09-20 21:22:13 | David Millar&Saunier
    10月2~6日@マンチェスター・ベロドローム。

    BCF: Preview: National Track Cycling Championships 2007

    DMの個人追い抜きの連覇なるか。モチベーションはアーガイルジャージ着用完全阻止???(ロード+ロードTT+トラック)

    +++

    ≪参考: ナショナルレコード≫
    Men
    1km Kilo: Chris Hoy, 1m 00.711s
    4km Individual Pursuit: Chris Boardman, 4m 11.114s
    750m Team Sprint: Chris Hoy/Craig MacLean/ Ross Edgar, 43.830s
    4km Team Pursuit: Paul Manning/Geraint Thomas/Ed Clancy/Bradley Wiggins, 3m 57.468s
    200m Flying Start (Sprint qualification time trial): Craig MacLean, 9.939s

    クリス・ボードマンの個人追い抜きのレコードは凄まじい。昨年のデイヴ優勝時のタイムは4.22.322なのだから。今年はウィギンスとの対決があるといいなぁ(※ 昨年ウィギンスは奥さんの切迫流産の兆候で欠場)。

    団体追い抜きは8チームが参加予定。

    (photo: BCFより。2006年の個人追い抜きポディウム)

    世界選 英国メンバー決定

    2007-09-18 06:54:34 | David Millar&Saunier
    Cycling Weekly: COOKE OUT OF WORLDS, BRAILSFORD NAMES SQUAD

    Men's elite time trial: David Millar, Bradley Wiggins
    Men's elite road race: Mark Cavendish, Roger Hammond, David Millar
    Women's time trial: Wendy Houvenhagel, Emma Pooley
    Women's road race: Liz Armistead, Catherine Hare, Rachel Heal, Emma Pooley, Tanja Slater, Helen Wyman
    Men's under-23 time trial: Ian Stannard
    Men's under-23 road race: Ben Swift

    +++

  • ニコール・クック(昨年の女子RR 3位)は膝の手術のため欠場。
  • カヴには早い内から経験を積ませる。
  • U23RRは普通ならゲラントだろうが、TdFの疲れなどを考えると、上り調子のスイフト。イギリスの掲示板でU23は枠がないとあったので、ビックリ。

    追記: 午前中の時点ではCWの記事しかなくてまさかガセではないかと不安だったが、英国車連(BCF)もアナウンス。ほっとした。

    BCF: Road Cycling World Championships Team Announced

  • 世界選 英国メンバーの発表遅れる

    2007-09-17 23:14:10 | David Millar&Saunier
    Cycling Weekly: GB DELAY ANNOUNCING WORLDS SQUAD

    ミラーの落車による怪我の回復が思わしくなく、メンバーの発表が遅れている。

    RRで名前があがっているのはミラーのほかはロジャー・ハモンド(世界選の枠を獲ってきた人)、スティーヴ・カミングス(TOBステージ優勝)、ダニエル・ロイド(英国ナショナル選RR 2位)など。