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リコーGR

 映画、セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレターを見てから白黒写真を撮るためのカメラを物色してきた。

 問題は9ヶ月前に富士フイルムのXQ1を購入したばかりだということ。またカメラを買ったのかと周りの目がうるさくなるに違いない。この問題を解決するには今使っているカメラケースに入ることが絶対条件。カメラケースさえ変えなければ中身が変わったなど誰にも気づかれないはずだ。

 さて、買いたいカメラは広角単焦点レンズのカメラである。現在購入できるのはニコンのCOOLPIX AかリコーのGRの2機種のみ。先ほどの判断基準からするとCOOLPIX Aは高さと厚さでGRより大きい。COOLPIX Aは今使っているケースには入りそうもない。

 ただし、こんな理由で買われたGRもかわいそうなので、COOLPIX Aは周辺が暗くなるらしいというのがGRを選んだ理由だということにしておく。

 買うぞと決断し、いつものアマゾンでチェックすると、なんと値上がりしている。新機種であるGR2が発売され在庫が無くなっているようだ。COOLPIX Aより1万円も高いとなると方針変更かと悩んでいたら10台限りで56,115円で出ていた。

 早速クリックし3日後に届いたのがこれ、フイルムカメラのGR1-Sと感じが似ている。



 早速白黒写真を撮影。



 カメラのモニターでこんな写真を撮ったぞと散々見せてもカメラが変わったと気づかれることはなかった。作戦成功である。

 しばらく白黒写真のブームが続きそうだ。



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