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映画、運命のボタン

 九段会館までキャメロン・ディアス主演「運命のボタン」試写会に出かけた。

 結論から言ってしまうと残念ながらあまり感心しなかった。キャメロン・ディアスも夫役のジェームズ・マースディンも演技は良いのだが何しろストーリーが好みではない。どのくらい気に入らなかったかというと、例えば無料の劇場招待券、それもポップコーンとコーラの無料引換券つきの招待券をもらったとしてもきっと行かないだろうと思うくらい気に入らなかった。それでも見に行こうと思っている人はこれから先は読まないほうが良いだろう。

 ボタンを押せば1億円がもらえる。ただし見知らぬ誰かが死ぬ。決断の期限は24時間。というのがパンフレットのキャッチコピー。ストーリーはこのキャッチどおりに進んでいく。

 キャメロン・ディアス演じる教師ノーマとある生徒との教室でのエピソード、夫アーサーが心理テストで不合格になるエピソード、放射線障害、NASAの風洞とNSA、、、、、など細かいエピソードを積み重ねていって観客に推理を楽しませるという面では成功しているのだが、結局これらの伏線はいったいどこへ行くのだろう。

 この原作は短編で、アイデアはテレビ番組「トワイライト・ゾーン」でも映像化されたことがあるとパンフレットには書かれていた。成る程日本では50年も前に「ミステリー・ゾーン」として放送されていた番組、大好きな番組であった。この「運命のボタン」はまさしくミステリー・ゾーンタッチの映画である。そういう意味では好きなタイプの映画で、この結末にも納得は出来るのだが、それは30分番組としてである。2時間の映画にするには原作に縛られない決断が必要であったのではないだろうか。

THE BOX

 試写会場の出口にTHE BOXが置かれていた。皆写真を撮っていたが、誰も押さない。私?、もちろん押せなかったのは言うまでもない。ボンディでチキンカレーを食べて帰ることにしよう、、、、、



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