goo

カップヌードル・ミュージアム 1

 横浜のみなとみらい地区、それも海沿いの一等地に新しい建物が建った。明るい茶色で窓の無いビル、カップヌードル・ミュージアムだ。




 一体何者だろうと、入ってみた。入場料は500円。子供は無料。

 内部はファクトリーと呼ばれる、体験コースが2つある。ひとつはチキンラーメンファクトリー。チキンラーメンを麺を作って揚げるまでを体験できる。

 そしてもうひとつがマイカップヌードルファクトリーで、オリジナルのカップヌードルを作ることが出来る。これがなかなか楽しい。

 まず自販機に300円を入れ、カップを購入。

 広いテーブルスペースでカップをデザイン。




 これが私のオリジナル。




 カップに麺を入れてもらい、スープとトッピングをいれ、




 蓋をして、ラップをかぶせればオリジナルカップヌードルが出来上がり、持ち帰ることになる。




 スープが4種類からひとつ、トッピングが12種類から4つ選ぶことが出来るというシステムだから5460通りのオリジナルカップヌードルを作ることが出来ると書いてある。




 さて本当にこんなに組み合わせがあるのだろうか。計算してみよう。

 まず12種類のトッピングから4種類を選ぶのは簡単で、12C4=495。

 12種類のトッピングから3種類を選ぶのは12C3=220だが、その3種類をどういう比率で入れるかを考えなくてはならない。その3種類をa、b、c、とすると

aabc
abbc
abcc

 の3通りあるから12C3x3=660通りになる。つまり海老とコーンとタマゴを選んだ人は、全部で4種類まで入れることが出来るわけだから海老を2倍入れてもらい、海老、海老、コーン、タマゴとすることが出来る。同じように海老、コーン、コーン、タマゴという組み合わせと、海老、コーン、タマゴ、タマゴもあるから3倍することになるのだ。

 次に12種類のトッピングから2種類を選ぶのは12C2=66だが、同じようにその2種類をどういう比率で入れるかを考えなくてはならない。その2種類をa、bとすると

abbb
aabb
aaab

 の3通りになるから12C2x3=198通りになる。

 最後に12種類のトッピングから1種類を選ぶのは考えるまでも無く12通り。12C1=12と考えても良いけれど。

 こうしてトッピングのバラエティは

 12C4+12C3x3+12C2x3+12C1=1365

これにスープを4種類選ぶことが出来るから結局

 1365通りx4=5460通り

 ということなのだろう。しかしこの計算では問題が起こる可能性がある。例えばこんなケース。

 「君ぃ、トッピングはいらないから」と、素うどん愛好協会讃岐支部長。

 「あのー、マニュアルでは4種類選択いただくことになっておりまして」とミュージアムのお嬢さん。

 「いらないといっちょるんだよ」

 「でもー、、、」



応用問題: ではここで問題です。具材を必ずしも4種類入れなくても良い場合、組み合わせは何通りになるでしょう。

答えは明日


 
日記blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。
日記@BlogRanking

こちらのクリックもよろしくお願いします。
blogram投票ボタン
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )