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映画、アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!

 ウィル・フェレルが出ている映画「俺たち、、、、」と言えば、俺たちフィギュアスケーターを思い出す。2008年の傑作である。本作も公開二日目に期待してでかけた。

 が、この映画もまた、東京でも渋谷ヒューマントラストシネマ渋谷しか上映していないという、マイナーな映画だ。まあ期待半分というところか。

 映画はサミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンらが演じる花形警察官の大暴れで始まる。大笑いしてみていたらいきなり退場。なかなかかっこよくて、彼らを主人公にした映画を見てみたいと思ったものだ。

アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!


 そして警察署内でくすぶっていたウィル・フェレルとマーク・ウォルバーグのコンビが表舞台に出ることになる。ちなみにこの二人の上司がマイケルキートンという豪華版だ。

 事件は金融犯罪だから、現代風の舞台。ただしこの映画には、「俺たちフィギュアスケーター」にあったフィギュアスケートの男子ペアというような、飛びぬけたアイデアは無い。パロディを積み重ねるコネタで勝負しているから、フィギュアスケーターとは感触はずいぶん違う。

 観客席にはやはり外国人グループが大勢いて、わけのわからないところで大笑いしている。たとえばウィル・フェレルの奥さんがエヴァ・メンデスというだけで爆笑なのだが、日本人側は静かなものだ。

 フィギュアスケーターでも豪華なカメオ出演があったが、本作でもニューヨークの貴公子ニューヨーク・ヤンキースのジータが出ている。もう一人、賄賂でもらったバスケットボール観戦シーンでフェレルのそばにブルーク・シールズがいるので、是非見つけてください。

 

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