熊本熊的日常

日常生活についての雑記

歳をとると

2006年06月17日 | Weblog
週末の夜は近所の公営プールで泳ぎ、帰りにモスバーガーに立ち寄って、ちょっとしたものを食べたり飲んだりしてくる。空腹というより、イートインの席で他の客を観察しているのが楽しいのである。毎週、同じ時間帯に行くのだが、常連客はいないらしく、多くの人を観察することができる。

傾向としては、若い人たちは他愛のないおしゃべりに興じていることが多く、年配の人たちは愚痴をこぼし合っていることが多い。人は歳を重ねる毎に、辛いことが増えるものらしい。自分も年配の部類に属するので愚痴をこぼしたくなる気持ちはわからないではない。しかし、不平不満を無関係な人に話したところで問題が解決するはずもなく、かえって些細なことで思い悩む己の器の小ささにがっかりするだけだろう。愚痴を話している本人は「一生懸命生きているのに理解されない可哀相な私」という悲劇の主人公を演じることができて気持ちが良いのかもしれない。聞かされるほうは退屈なだけである。迷惑なことだ。今日は年配客がいない。平和な店内だ。