「ドイツの4月、春爛漫のモーゼル川」

2016年04月20日 | ドイツ・ヨーロッパの「旅」

フランスからルクセンブルクを伝ってドイツ中部へ流れるモーゼル川、
今年最初の訪問は4月中旬、まさに春爛漫。





日本から戻ってきて約一週間。モーゼル川の遅咲きの桜、春爛漫の
景色は、見事なほど美しく、のどかな風景でした。



今日で、6日間のドイツ国内出張、ミュンヘンで3日間、モーゼル川中流
のミュールハイム&ベルンカステルで3日間、約一週間の旅が終わりました。
最終日自宅に戻る前の午前、2時間のフリータイムが出来ました。
ホテルの自転車を借り出し、モーゼル川の川岸を走ってみました。



川向こうに拡がる南斜面のぶどう畑を望みながら自転車を走らせました。







ドイツの白ワインの代表的な葡萄種「リースリング」から産まれる
モーゼルの伝統的ワインは酸味の中に程良い甘さがあり、その上品な
甘さ感は、ドイツ語で「ファインヘアプ」と表現されます。
辛口で繊細なニュアンス或いはハッキリしたストラクチャーを
求める現代的な白ワインとは異なった趣き、優雅な中にも懐かしい
美味しさがあります。


どんなに素敵な風景の中に居ても、大概の場合は帰れる所があってこそ
の愉しさ、美しさなのかと思います。長い仕事で疲れた体には、この
美しさは心地良いものです。若い頃に求めた漂白者の美学からは
遠くかけ離れています。





モーゼルの旅の終わり、もう白ワインは口にせずに、昔からの庶民の
飲み物、薄にごりの伝統的なビールで喉を潤しました。


 


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