冬の夕焼け

2014年02月01日 | ドイツの暮らし

土曜日の夕方、料理をしていると、夕焼けがとても、とても綺麗だよと
声をかけられたので、外に出て、冬の夕方の寒さを堪えながら
沈んでゆく夕陽を追いかける。眼にできたのはその輝きだけ。
家の屋根の向こうの空一面に、
柿色とオレンジ色の薄地のレースのような空が
目の届く限りに広がっていた。

 

そこからは僕の家のキッチンの暖かさもよく分かった。
辛いことが重ねる時は、
こんなことが毎日の生活やその小さな幸せ、
人生の広がりを思い出させてくれる。