「福島、飯舘村の子供達にドイツからクリスマスプレゼントを!」

2011年12月31日 | 脱原発




今日は大晦日、今年最後のブログ更新です。

この3ヶ月間、公私にいろんなことがあって一度も書くことが出来ませんでした。
日本の戦前から戦後への発展、福島以降の日本、いろんなことを思い、考え、
行動しましたが、
なかなか筆をとることが出来ませんでした。
今、自分個人の人生を超えて、この世界に希望を持つということは、
僕には難しいと感じることがままあります。多分、自らの生き方の
矛盾とも関わることだと思います。
それでも、
自分の子供達三人への親としての望みを超えてこの世界が
良い方向
に続いていくようと願い、そのためにも人生の後半の活動期を
より良く生きたいと思います。


今年の春から冬にかけて、福島に4回程、足を運びました。
その中で生じたことの一つが、強制避難となった飯舘村の子供達に、
ドイツからのクリスマスプレゼントを送ることです。
太陽光電池のポケットランプ、風力発電のオモチャ、昔からのドイツの
2m長尺の物差し(人生は夢と希望、そして、
自分の物差しを持って進んでいこう!)、
ドイツの子供達の愛唱歌のCD、天使と豚(ドイツでは幸運の印)のカレンダー、
オーガニックのチョコレート、「
脱原発をする100の理由」の日本語訳、
「原発お断り」
の黄色の麻袋、ドイツの支援者家族のクリスマスレター、
ドイツ緑の党の党首、クラウディア・ロート女史からの応援メッセージ、
ドイツ、オーストリア、
スイスの地図など、いろんなものを詰め込みました。
飯舘村の三つの小学校が避難後は一つになった4年生の学級生、約40人の
子供達が本当に喜んでくれました。担任の先生達も、
校長先生もドイツからの
風変わりなプレゼントとメッセージを、
心暖かく迎え入れてくれました。
皆、本当に有難う!

来年、イースターの時にも、春のプレゼントを持ってまた来ます。
これから長く、少しでも伴走していければと思います。
飯舘村の事態は深刻です。3月11日以降、本当に沢山の放射能を浴びた
子供達のことも心配です。


一人一人が出来ることを、きちんと集中して、息長く続けていくことと思います。

今年一年、日本とドイツ、ヨーロッパでつながりのあった方々、
このブログの拙い文章を折に触れては読んでくださった方々、それぞれ、
本当にどうも有難うございました。

来る一年が良い年となりますよう、健康で、毎日の中に喜びがある一年と
なりますように、
心からお祈りいたします。