今日は大晦日、今年最後のブログ更新です。
この3ヶ月間、公私にいろんなことがあって一度も書くことが出来ませんでした。
日本の戦前から戦後への発展、福島以降の日本、いろんなことを思い、考え、
行動しましたが、なかなか筆をとることが出来ませんでした。
今、自分個人の人生を超えて、この世界に希望を持つということは、
僕には難しいと感じることがままあります。多分、自らの生き方の
矛盾とも関わることだと思います。
それでも、自分の子供達三人への親としての望みを超えてこの世界が
良い方向に続いていくようと願い、そのためにも人生の後半の活動期を
より良く生きたいと思います。
今年の春から冬にかけて、福島に4回程、足を運びました。
その中で生じたことの一つが、強制避難となった飯舘村の子供達に、
ドイツからのクリスマスプレゼントを送ることです。
太陽光電池のポケットランプ、風力発電のオモチャ、昔からのドイツの
2m長尺の物差し(人生は夢と希望、そして、自分の物差しを持って進んでいこう!)、
ドイツの子供達の愛唱歌のCD、天使と豚(ドイツでは幸運の印)のカレンダー、
オーガニックのチョコレート、「脱原発をする100の理由」の日本語訳、
「原発お断り」の黄色の麻袋、ドイツの支援者家族のクリスマスレター、
ドイツ緑の党の党首、クラウディア・ロート女史からの応援メッセージ、
ドイツ、オーストリア、スイスの地図など、いろんなものを詰め込みました。
飯舘村の三つの小学校が避難後は一つになった4年生の学級生、約40人の
子供達が本当に喜んでくれました。担任の先生達も、校長先生もドイツからの
風変わりなプレゼントとメッセージを、心暖かく迎え入れてくれました。
皆、本当に有難う!
来年、イースターの時にも、春のプレゼントを持ってまた来ます。
これから長く、少しでも伴走していければと思います。
飯舘村の事態は深刻です。3月11日以降、本当に沢山の放射能を浴びた
子供達のことも心配です。
一人一人が出来ることを、きちんと集中して、息長く続けていくことと思います。
今年一年、日本とドイツ、ヨーロッパでつながりのあった方々、
このブログの拙い文章を折に触れては読んでくださった方々、それぞれ、
本当にどうも有難うございました。
来る一年が良い年となりますよう、健康で、毎日の中に喜びがある一年と
なりますように、心からお祈りいたします。