2012年 夏 -「金曜日 首相官邸前デモ」②

2012年06月29日 | 脱原発

ドイツでも大飯再稼働ストップの声を盛り上げよう!
今日の首相官邸前の10万人プロテスト、ドイツ・グリーンピースでも、
緑の党副代表・ヘーン連邦議員のツイートでも、既に写真付きで取り上げられています。
脱原発、大飯再稼働ストップは世界の声だ。 どこにいてもプロテスト。

以下、当日のドイツ語でのTweetです。

Jetzt Konfrontation der jap.Demonstranten mit bewaffneten Polizeitruppen vor Oi-AKW in Fukui. Gesten Protest von 100.000 Menschen in Tokyo.

Die Protest-Welle gegen den AKW-Neustart in Japan
Heute im Regierungszentrum. Über 100 tausend Menschen unterwegs.
http://www.ustream.tv/channel/iwj8


久しぶりの週末

2012年06月17日 | ドイツの暮らし

今日は土曜日。久しぶりに千メートル泳いだ。
外は初夏の雨、大きな松の木の向こうから鳥の声が聞こえてくる。



沖縄の好きな歌のCDをかけて、これからいつもの緑のエプロンを着けて、さあ夕飯の準備。

今日は白身の魚が三種類、野菜もたくさん、時間もたくさんある。
さぁ今からスタート。


今日も夜遅くまで仕事

2012年06月16日 | ドイツの暮らし

京都の大切な友人から4月に頂いた小布施の栗羊羹。
30年以上も前、北アルプスで山登りをしていた頃のこと。
なけなしのお金でよく買って帰った事を思い出す。

大飯再稼働阻止のことでスタッフと今日も遅くまで仕事、皆でお茶受けに。
しみじみ、人のつながり、優しさ、ふるさとの有難さに手を合わせる。


「大飯再稼働ストップ」- ドイツでのメッセージ

2012年06月15日 | 脱原発

Stop den Neustart der japanischen AKW !

Die Regierung ignoriert die Sicherheit der Bevölkerung und die Mehrheitsmeinung der Bürger in Japan.
Seit einer Stunde läuft jetzt vor dem Amt des Premierministers im Zentrum von Tokyo eine große Protestkundgebung. Über 5000 Menschen aus allen Bürgerschichten versammeln sich in Solidarität.
Eine der größten Protestaktionen in der Atomgeschichte Japans.
In Japan ist es jetzt 19:30. Die Zeit der Hauptnachrichten.
Kein Sender berichtet über den laufenden Protest!
Die Groß-Medien stellen sich auf die Seite der Regierung.
Aus Japan dringender Appell an die internationale Öffentlichkeit zur Protestaktion.


大飯再稼働ストップの申し入れ

2012年06月14日 | 脱原発

諦めない!ドイツでも今日、緑の党が日本大使館に
大飯再稼働ストップの申し入れをしました。

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ドイツ連邦議会「緑の党/同盟90」議員団による
大飯再稼働中止を求める公式意見書

連邦議会院内会派代表(レナテ・キュナスト、ユルゲン・トリティーン、ベーベル・ヘーン3氏の共同声明)

提出先 日本政府(野田総理および関係4閣僚)、福井県西川知事、滋賀県嘉田知事、福井県原子力安全専門委員会

 

レナテ・キュナスト

ユルゲン・トリティーン
「緑の党/同盟90」連邦議会院内会派代表

ベーベル・ヘーン
「緑の党/同盟90」連邦議会院内会派副代表

野田佳彦内閣総理大臣殿

藤村修官房長官殿

枝野幸男経済産業大臣殿

細野豪志環境大臣殿

西川一誠福井県知事殿

嘉田由紀子滋賀県知事殿

泉佳伸福井県原子力安全専門委員殿

田島俊彦福井県原子力安全専門委員殿

飯井俊行福井県原子力安全専門委員殿

岩崎行玄福井県原子力安全専門委員殿

2012年6月8日

福井県の大飯原発3・4号炉の再稼働の決定が下されようとしていることは、ドイツに住む多くの人々に大きな不安をもたらしています。ここに私たちの思いをお伝え致します。

世界に冠たる工業国である日本国は、ここ1ヶ月以上にわたり原子力なしで電気を充足させておられます。これこそ世界にとって原子力の危険なき未来の希望であります。そのため、大飯原発の再稼働問題は国際的な注目を集めています。

原子力の危険性が人間と自然の対処しうる限度を超えたものであること、そして被害が国境で留まるものでないことを、福島原発事故が改めて証明いたしました。そこからの結論として、ドイツは幅広い社会的合意の下、原子力から完全に撤退することを決定いたしました。

私たちの経験が示すように、原子力の代わりに再生可能エネルギーとエネルギー効率性の向上によってエネルギーを充足させることは可能なだけでなく、大きな経済的利益と数十万の雇用をもたらすものであります。

従って、大飯原発3・4号炉の再稼働に対しての同意を撤回して下さるよう、私たちは強く要請致します。私たちと共に原子力時代の幕を下ろしましょう。共にエネルギー変革の機会を捉え、お互いの進歩と経験から利益を分かち合おうではありませんか。                  (以上)

 

翻訳責任:
朴勝俊(関西学院大学准教授)
高田知行(ドイツ連邦共和国公認翻訳士/アトムフリー・ヤーパン代表)


ミイラ取りがミイラにならないように

2012年06月10日 | ドイツの暮らし

ドイツから国際TV放送で福井県原子力専門委員会のニュースを見る。
東京や滋賀の僕の知人が、議事進行を邪魔する過激な反対派としてテレビに大きく映し出されていた。
何の倫理もなく、既得権確保のために大飯再稼働が強行されてゆく。
傍聴者も最後は締め出し、密室会議で最終報告書がまとめられた。


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今日は久しぶりの週末。
ドイツからの大飯再稼働ストップ応援の仕事もずいぶんあるけど、ともかく妻と買い物。
一度、自分の日常を取り戻そうと思う。
ミイラ取りがミイラになってはいけない。


たくさんの野菜、肉、魚を買い込んで、この二日間、料理をいっぱい作ることとした。

まず魚は、ヒラメ一匹1.4キロとカレーの切り身の皮がむいてあったもの三枚、約 500グラム。
ヒラメは下処理をして五枚下ろし、それでピチットで巻いて明日使えるようにしといた。

ヒラメの中骨は圧力鍋でフォンを取った、魚のダシがうまく取れたと思う。


カレイの切り身に塩、コショウ、小麦粉をふってオリーブオイルとバターでソテー。
ソースはフライパンに残った漕げバターに加えたのが、白醤油とレモンとチキンのブイヨンで、
子供たちも喜ぶおいしいソースとなった。


お肉はいろいろな種類をオーバーカッセルでたくさん買った。鳥の胸肉と鶏のもも肉。

圧力鍋で蒸し煮にしたものと、それと鳥のモモは捌いて半分焼き鳥風、塩焼きで食べた。


豚肩ロースの塊は、ごぼうと一緒に少し圧力鍋であまから風にするつもりだった。
うっかり蓋をきちっとしなかったので、大分焦げてしまった。残念。

薄切りにしてもらった肩ロースは塩漬け風とそれと味噌漬け風の二種類にして明日のご飯の用意とした。

牛肉ロースの薄切りも味噌漬けにしてみた。


サラダは蒸し鶏とトマトとアボカドのサラダ。

今日一番きちっと作った蒸し鳥と、セロリとカブのオリーブオイルで丸元風に久しぶりに
蒸し煮にしたものと合わせたもの、最後に彩りを考えて細かく切った赤のティッシュも添えて、
黒釉の大ぶりの器に盛り付け。これはおいしかった。


明日はいろいろなものの下準備がもうこれで全て出来ている。
だから明日はゆっくり野菜をテーマで料理しよう。

そうそう、牛肉と豚肉の合挽きも買って久しぶりか、初めて椎茸の肉詰めを作ったけれどもこれは失敗した。

あと寝る前にカブの煮浸し風をを作っておいた。
美味しいビオのカブなので皮を剥かずに基本の出汁だけで炊いておいた。
後は残ったかぶの葉っぱや根本などを細々刻んで、昆布だけのダシで煮て、朝のお味噌汁の準備。


今日買ったロゼのワインや先週買った南ドイツの白ワインをずっと飲みながら、コツコツと料理。
台所の片付けが終わって、ほっとしたら夜中の二時半になっていた。妻はもう寝ている。

庭の戸を開ければ、涼しい夜風。松の木の向こうに半月が輝いている。星も出ている。
初夏の緑の香りがする。静かで幸せな気持ち。 良い一日だった。ありがたいことだ。


「空を見上げて」

2012年06月03日 | 随想

こうして庭に座って夜空を見上げていると僕は時々 、本当に幸福な気持ちがするときがある。
日本での学生時代の山を思い出す。冬の北アルプスに行っていた時、山登りの初めの頃、
初秋の燕岳に始まり、穂高、谷川、劔といろいろな山があった。
僕は春でも夏でも冬でも、どんなに辛い時でも、命に関わりそうな危ない時でも、
いつも空を見上げることは本当に好きだったと思う。
歳をとって夜空の月を見て本当にそう思う。

僕は京都に戻ると、よく鴨川沿いを自転車で散歩する。少しお酒も飲んで、
夜の川の瀬音を聞きながら自転車を走らす時、遠くに広がる空を見上げる。
日本に帰ってきたなあと思う。
晩秋の夜、冬を迎えようとする空気の冷たさ、ハンドルを握る指はもう痺れるようだ。
真夜中の御所の中を自転車で通り過ぎ、東山の空を見上げる。ほろりと涙がこぼれてくる。
日本とドイツを結ぶ自分の中のひとつの気持ち。
ドイツの初夏は今、満月の夜を迎えようとしている。




夜10時になろうとしている。ドイツの初夏。まだ空が明るい。
僕はひとりで庭でワインを飲んでいる。さて、妻は何をしているのだろう。
おやおや、野花を横に台所で鋏を使っているようだ。庭に咲く花を摘んできて、
自由に生けるのがうちの奥さんの趣味というか、とても好きなこと。
好きこそものの上手なれ。互いに久しぶりの週末だ。





数週間前から用意してきた日本デイでの大飯再稼動反対のアクション、
それが終わって今、妻と家に帰ってきた。もうすぐ一日が終わる。庭に座って空を見ている。
もうすぐ妻も隣りに来るだろう。僕の後ろでは鳥の声が聞こえてくる。
ドイツにいても諦めずに、なるべく実際に効果のあることをしたいと思う。
そのことを心がけて常に考え、実行していきたい。一人一人が意識的にすることは、
その効果の差はあれ、無駄なことではない。良い方向に向かうこと、役立つことを考えよう。


ドイツ・デュッセルドルフの日本デー

2012年06月02日 | 脱原発

ドイツでも大飯再稼働反対の声が上がってきています。今日はデュッセルドルフの日本デー。
「原子力ゼロの日本を守ろう。」をモットーとした情報スタンドを日独の市民で出展。
反響大!福井原子力安全委員会の人達にドイツから直接応援の声を届けます。





ドイツ・デュッセルドルフの日本デーは30万人の大イベント、あって困るのはフクシマのこと。
僕達市民団体「アトムフリー・ヤーパン」の出展を日本総領事館は拒否。
「国際交流に福島の原発事故や再稼働問題はタブー!」 これがドイツ日本大使館・総領事館の公式見解。
それでもドイツの人と大飯再稼働反対のプロテスト!
福井原子力安全委員会に直接働きかけよう。まだ遅くはない。





ドイツでも日本でも歴史の当たり前は無言の大衆。反対ではあるが、意思表示はしない。
自分たちの毎日の生活が忙しい。長いものに巻かれたり、様子見をしていたり。
忘れていることは一回限りの命の大切さ、人間の尊厳の歴史。

僕たちの出店は大飯再稼働ストップがテーマ。
そこに立ち寄ってくれたのが、「さよなら原発!」のドイツの青の戦士。
実にかっこいい!皆が立ち止まって写真を撮っていった。ガンバレ!さよなら原発!