2012年 夏-「日独で目指そう!!脱原発の旅」③

2012年07月31日 | 脱原発

ドイツ緑の党ヘーン国会議員との同行、通訳。
今日がその三日目です。


ヘーン議員、一昨日の日曜日、国会議事堂包囲大規模デモにも、
日本の緑の党共同代表の人達と一緒に参加し、議事堂前で個別でスピーチも行いました。

「民意を代表、象徴すべき国会議事堂を警察力で徹底的に防護し、
市民を一歩も近づかせようとしないこの姿こそ、現在の政府の硬直性、国民との乖離を表している。
この政治は絶対に持たない。自然エネ、地域分散、参加型民主主義こそ、日本の進む道。」
との力強い、迷いのない発言。




今日はこれから東海村の村上村長との面談、その後「脱原発を目指す首長会議」との共同会議、
東京新聞との個別インタビューなどを予定。



2012年 夏-「日独で目指そう!!脱原発の旅」②

2012年07月29日 | 脱原発

東京、水道橋の駅から少し離れたショットバーのカウンター。夜中の1時。
日本に戻って二日目。
今日は日本で緑の党が結成された日。




約30年前、ドイツで緑の党がまだ草生期の頃、68年世代の政治運動の後、
オルタナティブと呼ばれた生活運動の中の価値転換、別の価値、別の生き方を求めた若いドイツの人達が
自分達の行き着くところも知らぬまま、始めた運動。
かれらが外国のモデルを取り入れることはなかったと思う。


「日本は日本流、独自性よりも先進モデルから学んでいこう。
唐の昔からそれが日本のスタイルだった。」
今日はドイツの緑の党ヘーン議員さんの隣に座りながら、独日の通訳をしながら、そんなことを思う。


閉塞の時代、新しい生き方を求める時。
僕もドイツから出来ることはしたいと思う。

妻の若い頃の真赤なジーンズを思い出す。実にいさぎが良かったと思う。
やはり文化の違いはあれ、日本流であれ、自らの力で内発的な変化が日本に起こるようにと思う。
何はともあれ、今日は自分の昔と今がつながる日だったのだろう。

30年前、自分が一番好きだったドイツの姿。
僕の今の生活にも、家族との生き方にもその気持ちがつながっているのだろう。


2012年7月8日

2012年07月08日 | 脱原発

確かに時代の大きな流れ。
正確にはアメリカの物質的文化を中心としたグローバリズムと深く関係すること。
戦後日本の洋食化のスタートは米国の小麦戦略。もちろん、もう戻る道は無い。
でも、日本に、非欧米圏の私達にとってより大切な将来はは自らの出自、固有性、
文化的継続性との対面にあると思う。

「池田香代子さんのtwitterより:
再生可能エネルギーの利用や小規模分散型発電の仕組みが日本よりうんと進んでいる独も、
脱原発は2022年、あと10年。だったら日本は18年かかるというのは妥当なのか。
よくわからないが少しでも早めさせる。それが私達のエネルギーデモクラシー獲得でもある。
地震の事を思えば事態は切迫してるし…」

福島の大惨事の教訓も責任もなく、民主主義も市民の権利も子供の命も疎かにする日本で、
歴史的な地震活動期の中あと18年も原発を動かすのは本当に狂気の沙汰。
再稼働なし、即時脱原発のみが人の生命と日本の将来を本当に大切に考える理性的な判断。



2012年7月 - ドイツにも夏が来た

2012年07月07日 | ドイツの暮らし

7月。ドイツの僕の村にもようやく、夏が来た。本当に久しぶりにのんびり。
近くのオーガニック農場に妻と買い物。今日はソラマメで豆ご飯を作ろう。




外を見れば青い空、緑の畑、小さな子供に子猫、お母さんが迎えに来た。
この国は今、昔よりも日常の暮らしを大切にするようになった


2012年7月 -「原発再稼働の日に」

2012年07月02日 | 脱原発

北国の夕刻の空、ドイツの7月。鳥達の声が響く。
青く、高く、澄んだ空。
放射能を知らない大空と緑の木々。
日本にも、福島にも、飯館村にもこんな景色や、輝かしい夏の夕方があったのだろう。

私達が生を享け、この一度限りの人生の道を歩んでいく中で、
その生きる糧、望み、物差しや基準としたことは、本当は何だったのだろうか。

僕の祖父と父の世代。
日本の戦前、満州事変、太平洋戦争、終戦、戦後の時代。
空疎な国益、国威、経済原理、既得権がこの国、日本を支配してきた。

それは今も全く変わらない。


私達が断ち切るべきは、日本の社会を支配し、人々の生活や個人を歪めてきた、
その旧態依然の価値観の構造自体だ。



私達が求めるのは、生きる価値のある現在、そしてそこから出発する未来だと思う。

一人ひとりが自らの生命を尊重し、毎日を大切に生きること。
日々の暮らしの中で、自他を大切にし、そのこと自体が人生の幸せであること。


僕は日本の脱原発とは本来、そういうことを目指すものだと思う。




2012年 夏 -「大飯原発関電トンネル前の直接行動」

2012年07月01日 | 脱原発

大飯原発関電トンネル前、夜を徹しての再稼働反対運動。京都の友人や知人の顔が見える。
ドイツにいてもずっと横にいるような気がする。ドイツ人の妻と一緒になってずっと見ている。
なんとか頑張ってほしい。ケガをしないでほしい。皆が自らの身を賭して止めようとしている。
人には譲れない線が有る。

ドイツの「Tagesthemen」。
土曜の夜の全国放送ニュースで大飯原発関電トンネル前の再稼働ストップ、抗議運動のニュースが流れました。
海からの映像で大飯の安全性が全く確保されていないのコメントも。
がんばれ、 日本の未来を担う若者たち!自らの存在を問い直せ!日本のメディア!

以下、当日のドイツ語でのtwieetです。

① protest in japan. entschlossene bürger u willenlose syatemangehörige alternatives japan entsteht für eigene zufunkut

② Protest gegen AKW-Neustart in Oi. Liegende Frauen für atomfreies Japan. Sie kämpfen für eine lebenswerte Zukunft Japan

③ They are here more than 24 hrs, no sleep,no violent, just chanting "don't activate nuke plant

④ Polizeigewalt gegen den AKW - Neustart-Protest in Japan.Nur Internet-Medien berichten darüber! iwakamiyasumi live at
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi#utm_campaign=twilog.org&utm_source=3532343&utm_medium=social


⑤ AKW-Protest in Japan. Nun kommt es zum Einsatz der Polizeigewalt gegen die friedlichen Demonstranten!IWJ_FUKUI1 live
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukui1#utm_campaign=twilog.org&utm_source=8481496&utm_medium=social

⑥ Protest in Japan 14 hourse before the restart of Ohi Nuclear Reactor

⑦ Kampf gegen den AKW-Neustart. Junge Demokratie in Japan. " wir geben nicht auf" Jetzt; //t.co/zOeuMb4eIWJ_OITA1 live at
http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1#utm_campaign=twilog.org&utm_source=8481195&utm_medium=social

⑧ Erbitterter Kampf gegen den AKW-Neustart in Japan.
Wir geben nicht auf!
Junge jap. Protetletler hielten gegen das massive Politeiaufgebot die ganze Nacht durch.

⑨ Falls Du diese Adresse eingegeben hast, schau noch einmal ob Du sie richtig geschrieben hat. Besser noch, kopiere die Adresse und füge sie in Deinen Webbrowser ein.

⑩ Oi-AKW -Neustart in Japan gewaltsam von Polizei u.Staat durchgesetzt. Nacht - und Nebelaktion in Japan Jetzt : ustream/channel/iwj-fukui1

⑪ AKW -Neustart in Japan gewaltsam vom Staat durchgesetzt. Nacht - und Nebelaktion der jPolizeitruppe gegen den Bürgerprotest in Oi /Japan.