「クリスマスの日曜日、外はとても静か」

2016年12月26日 | ドイツの暮らし

今日はクリスマスの日曜日、外はとても静か。
しーんとしている。家の中では、昔からのドイツのクリスマスの歌が
静かに流れている。

この二日間、いろいろなことが頭を巡る。家族のこと、自分のこと、
日本のこと、友達のこと、これからのこと、、、

クリスマスの樅の木。今年も友人のオーガニック農園から23日に
運ばれて来て、昨日、飾り付けをした。これから新年まで2週間くらい
は居間に鎮座している。それは常に家族が集まるところでもある。

東西の文化の表現の違いはあれど、日本で昔、お正月を祝ったことと、
人の心はほぼ同じだろう。

日本ではなんで、自分たちになんの関係も歴史もないクリスマスを
あんな風に不思議な形で祝うのだろうか?

今、日本ではコンビニでおせちを注文し、元旦からデパートや商店が
店を開けているという。

もう、何十年も日本の正月を経験したことがないけれど、
それが本当だとしたら、僕が子供の頃のあの日本の正月は、
何もかもが静かで、子供心にも何か身が引き締まるような、
清い気持ちの元旦の朝はどこに行ってしまったのだろうか? 

 

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(補足)

クリスマスの2・3日前に、友人の農園から樅の木が運ばれてきます。 
長男より3学年くらい下で、同じ学校に通っていた友人の三男も
すっかり大きくなり、高校を卒業した。
年末の忙しい中、家業を手伝って樅の木の配達係をしている。
赤ん坊や幼稚園頃から知っている近所の子供達が皆、このように
しっかりした若者になってきている。 

 


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