4月14日の覚え書き。
辺野古の作業停止指示の後、福井地裁の再稼動否の仮処分の後、
日本政府首脳の「 粛々と進めます」という言葉の奇怪さ、
無神経の不気味さ。過去何十年に亘り、日本本来の風景が
各所で破壊された後、その動きを支えてきた同じ人たちが今、
公の場での日本語から、そこに本来内包されるべき倫理感や人間性を
疎かにして、言葉自体を骨抜きにしていっている。
戦前と同じように、そのとき現れてくるのは、重々しいだけの
空疎な正体不明の漢語系の二字熟語や四字熟語だ。
この国の指導者達とそれを支える人達は、もう相当おかしいところに
来ている。
政治、行政だけでなく、テレビのニュースやワイドショーを
見ても、雑誌を開いても、大衆に向けられた言葉の歪みや同調性への
偏向は著しいものがある。
言葉の崩壊自体が今のこの国の在り方を如実に表している。
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