一昨日の夜中、庭に出ると晩秋の満月。日本でもドイツでも何百年、
何千年と何人もの人の命が人生に恋にその夢に破れ、この月を
見つめて来たのだろう。人の営みの切なさと連綿たる生命の歴史。
こんなことが僕の中では「食」のことや原発反対とつながっている。
朝起きたら、今日は雨。庭石が濡れて鏡のようだった。
秋の日本に戻ると、なんといっても懐かしいのが紅葉である。
「世の中にこんなに可憐で奇麗なものがあるのだろうか」と思わず
一人で涙ぐみそうになることもある。人が怪訝な顔で通り過ぎて行く。
ドイツでも、秋になると一人で紅葉狩りをしたくなる。
ドイツの紅葉、その1。晩秋の空。青空も白い雲も切り裂かれた
時間のように、冬の到来を告げようとしている。一瞬の光。紅い色
の華やかさ。つむじ風が舞う前に。
ドイツの紅葉、その2。誰もそこにはいなかった。誰も見なかった。
綺麗な姿で、一度の人生、何事もなかったかのように、ただ散るの
を待っている。風が吹くこともおかまいなしだ。
ドイツの紅葉、その3。白壁に映った紅葉。吹くこともない風を待つ
紅色の夢。眼に見えるものは、夢の始まり。見ることが出来なかった
失くした夢の始まり。
ドイツの紅葉、その4。
桜の木。春の色と秋の色。冬の到来はもう遠いことではない北風の
中の太陽。 僕達の想いの世界は、涙の色や夢のあやうさの中にある。
寄り添うことも支えあうことも一つ一つの出会い。
何千年と何人もの人の命が人生に恋にその夢に破れ、この月を
見つめて来たのだろう。人の営みの切なさと連綿たる生命の歴史。
こんなことが僕の中では「食」のことや原発反対とつながっている。
朝起きたら、今日は雨。庭石が濡れて鏡のようだった。
秋の日本に戻ると、なんといっても懐かしいのが紅葉である。
「世の中にこんなに可憐で奇麗なものがあるのだろうか」と思わず
一人で涙ぐみそうになることもある。人が怪訝な顔で通り過ぎて行く。
ドイツでも、秋になると一人で紅葉狩りをしたくなる。
ドイツの紅葉、その1。晩秋の空。青空も白い雲も切り裂かれた
時間のように、冬の到来を告げようとしている。一瞬の光。紅い色
の華やかさ。つむじ風が舞う前に。
ドイツの紅葉、その2。誰もそこにはいなかった。誰も見なかった。
綺麗な姿で、一度の人生、何事もなかったかのように、ただ散るの
を待っている。風が吹くこともおかまいなしだ。
ドイツの紅葉、その3。白壁に映った紅葉。吹くこともない風を待つ
紅色の夢。眼に見えるものは、夢の始まり。見ることが出来なかった
失くした夢の始まり。
ドイツの紅葉、その4。
桜の木。春の色と秋の色。冬の到来はもう遠いことではない北風の
中の太陽。 僕達の想いの世界は、涙の色や夢のあやうさの中にある。
寄り添うことも支えあうことも一つ一つの出会い。
写真をほめられたこと、初めてなので照れくさいですが嬉しいです。
カンパの方もどうもありがとうございます。ではまた、京都で!!!