アドヴェントの夜に。

2013年12月22日 | ドイツの暮らし

クリスマス前の最後の日曜日。ドイツの何千という街で約一月続く
クリスマスのマルクト。冷たくなる耳をマフラーの下に隠し、この国で
生まれた妻と久し振りに訪ねれば、一つになることのなかった現在と過去が
同時に浮かび上がる。生きることの光と闇。その中で重ねられ、続いて行く
多くの、無数の人生。僕もその一つだと思う。
生きることの幸せと哀しさ。無言の冬の闇の中に教会の鐘の音が響き渡る
ような冬の夜。


 


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