長ひじき & 干ししいたけのリバイバル

2016年06月15日 | 日本の「食」

昨日の夜から、すっかり「乾物クッキング」モードです。
昨日はヨーロッパカップの第一戦。ドイツの快勝を祈りつつ、
自宅の地下の食料室で7年近く息を潜めていた長ひじきの袋を
取り出しました。

水に戻すと、まさに「水を得た魚のように」黒々、生き生きとしてきました。
たっぷりの刻み生姜と少しの刻みニンニクを、良いオリーブオイルで
少し炒めてから、ざっくり切った長ひじきを投げ入れ、梅酢と玄米甘酒、
梅醤油で味付けしました。最後にドイツ九条ネギを割とたっぷり入れて、
一緒に炒めて出来上がり。四、五日は日持ちする、ちょっと和洋折衷な
ご飯のお供です。

大袋3袋位、まだどっさりある長ひじき君達。
次の一手はクラシカル、大豆と人参とひじきを一緒に昆布汁
たっぷりで、炊きあげました。
(きのこのストックもついでに入れたかな?)
自然の甘さも欲しかったので、ここでも玄米甘酒が大活躍、日本の
食物誌の古参兵二人、相互の相性も抜群なのだろうと思いました。

ひじきの隣では、やはり地下の食材整理で見出した5~10年
ヴィンテージの干し椎茸が、弱火でことこと煮えています。

 

二日ほど初夏の太陽の明るい世界で日向ぼっこをして、二度ほど
新しいお湯にも入って、すっかり元気を取り戻した干し椎茸です。
雑味も大分影を潜めました。それでも薄口醤油だけでなく、珍しく
濃口もたっぷり入れて、やはり10年ヴィンテージの枯から梅干し
を戻した水で、今日はどこにでも顔おを出す玄米甘酒を溶き入れ、
甘辛酸のバランスを取りました。

一つ一つの椎茸がぷっくり膨らんでなかなか美味しそうです。
何日も日持ちがしますし、細かく刻んで混ぜご飯に使ったり、
巻き寿司に入れたり、もちろんそのままごはんのお供でもよし、
いろいろと使い回しができそうです。