初夏のドイツ。
風呂上がりではなく、仕事上がりの一杯。
毎年楽しみな、ディッケ・ボーネン(Dicke Bohnen)
直訳すると太っちょ豆。
ドイツ風だとくたくたのクリーム煮にしたりしますが、我が家では
やっぱり塩茹でが一番。
辛口の白ワインにもピッタリ合います。
子供達三人も小さい時からそうやって食べてきたので、家族全員、
この時期の楽しみです。
日本語訳は、太っちょ豆より、もう一歩進んで、太っ腹豆でもいいかな?
独和の辞書では一般には空豆とも訳しますが、ドイツ語のディッケ・ボーネン
の『ディッケ』は太っ腹とまでは言わずとも、どうしても『太っちょ」
という感じです。
空豆ではその語感が全く伝わってこない!
政治の嘘ばかりの世界よりも、翻訳にこそ、もっと自由な、定訳に
とらわれない、新しい判断があってもいいのかな。
そうそう、この器も少し、新しい判断が入ったデザインで、いろいろな
料理やデザートにも使い勝手が良くて、なかなか素敵と思います。
鞍馬の女性陶芸家、目片さんの新しい器のシリーズです。
他所で勉強している三人の子供達や、その彼女にもそれぞれプレゼント
しました。
クールジャパンなどよりは、私達一人一人のハートフルジャパンの方が
ずっといいですね!