そら豆君と二十日大根さん、そして夏のビール

2016年06月11日 | 日本とドイツの食材

ドイツの六月の風物詩。



と、週末の買い物の後、僕が勝手に思った、
そら豆君と二十日大根さん達。



いや、二十日大根君とそら豆さんだろうか。

どっちも元気だ。
どっちも素敵だな。



紅と白の二十日大根は、めでたく糠漬けへ。

 

そら豆君はもちろん今日が食べ時。すぐに料理にかかる。
午後の仕事のスケジュールはひとまず投げ打って、
茹でたばっかりの、皮まで美味しいそら豆に、フレッシュで
ホップの効いた爽やかなオーガニックの地ビールで、まずは一杯!
仕事よりは人生の愉しみだ、と本当に思う。





椅子やテーブルには目もくれず、庭のテラスにどかんと大名座り。
地べたに座ると庭の草花や緑も、もっと自分の傍に近づいてくる
ようだ。



あっという間にそら豆君がなくなったので、夕飯用にとっておいた
糠漬けを昼下がりのアテに変更。夏を祝って琉球の器に盛り付けよう。
3、4日漬けておいた山芋も実にいい塩梅、ちょうど良い仕上がりだ。



冷蔵庫から取り出したドイツのオーガニック地ビールの老舗、
「ピンクス」の無濾過ビールとの相性も抜群。「美味い!」



最近の日本なら、日独の発酵のマリアージュとでも言うのだろうか。
国際結婚は本当はそんなに易しくないけれど、こんな土曜の午後は
とっても楽しいな!
「イッツ・グレード!」

さあ、もう一度仕事に戻ろう!

 


初夏の夕方、三人で庭でご飯を食ベました。

2016年06月11日 | ドイツの暮らし

このところ本当に天気がいいので、昨日は庭でうちの奥さんと
義母と三人で夕ご飯。いつものように僕が料理担当です。
今まで、こんな時は子供達三人、少なくとも一人か二人はテーブルの
真ん中に座っていたので、少し不思議な気分です。
さて、久し振りの魚料理でした。



白身の魚、オヒョウだったかな? のソテーに野菜とキノコの和風の
葛ソースをかけて。



鞍馬の友人手作りの花山椒の炊いたのを、アクセントに使いました。
(どうもありがとう!)

次は、丸ズッキーニの厚切りウイーン風カツレツに、
さっきの野菜とキノコの和風葛ソースを。
味付けだけ少し変えました。

もうすぐ90歳の義理の母も、「うん、これは美味しい。」と
二人で乾杯!



初夏の夕方から夜へ、本当に気持ちの良い季節です。





ドイツに来るなら、ぜひ、この時期に!