名残の桜

2015年04月23日 | 随想



「もう、桜は終わったよ」と
思っていたら、葉桜の中に見つけた、ひとつひとつの桜。
夏への序曲の中で名残の桜。



僕達の言葉はいつも自然には追いつかない。
それでも、文学の言葉はいつも世界を理解する手ががりだった。

今の日本のように、言論の大半が政治操作や大衆商売の道具に
なっている時代にも、言葉は自由への翼であり続ける。