四週間振りのドイツ ー 見慣れた風景も目新しく ー

2015年04月02日 | ドイツの暮らし

2015年3月31日



フランクフルトの空港駅からドイツ新幹線に飛び乗り、ケルンに到着。
雨上がりの空、まだ夕方の光が明るい。目の前にケルンの大聖堂がそびえ立つ。



日本はもう真夜中だろう。僕の体内時間もまだ日本のまま。
嵐の去った後のケルン大聖堂の横のカフェで妻が迎えに来るのを
待ちながら、ドイツの日常の風景が異国のものながら、日本に戻った時
よりも、時には自分には馴染み深いものであることに暫しの感慨有り。
自分の今迄の人生の半分以上の時間を、この見知らぬ土地で過ごして
きたことを独り想う時。


2015年4月2日

4週間ぶりに戻ったドイツ。いつものように時差の影響は殆ど出ない。
早速、朝から仕事。スタッフの顔を久しぶりに見てほっとする。



朝一のミーティングの前にトイレを済まそうと、オフィスのバスルームに
入って行くと、タイル工事の職人さんが既に来ていて、こっちのほうがびっくり。
妻が手配したのか昨日からバストイレの工事をしているとのこと。
二人の若手職人のうち一人は、移民二世か、南ヨーロッパないし東ヨーロッパ
から移住してきた人だと思う。えらく陽気で、威勢のいい人だ。 
ドイツに戻って数日は見慣れた風景も目新しく、新鮮だ。
早速、写真を一枚撮ろうとすると、
「おい、いよいよ日本のテレビに出演だぜ、うまく撮ってくれよ!」
とバッチリ決まった職人ポーズ。
「ドイツに帰ってきたな~!」と思う。

その後、お昼ご飯も、久し振りに事務所のスタッフ全員と
妻が作ってくれたドイツ食で、まずはボテトにザウアークラウト。
その後、バスタが二種類。本当にお腹がふくれました。



食事の後は僕がスタッフに持って帰った日本のお土産、陶器の箸置きを
持って、皆んなで記念写真と相成りました。
鞍馬の陶芸家、目片さんの
ミニ箸置きです。大好評でした。どうもありがとう。

良い器は良い人が作るの言葉通りです。