「ルクセンブルク-世界中のどこの地域でも起きている日常的狂気」

2014年04月30日 | 脱原発

「言葉が通じなくても、原発のない未来のために私達は共に戦える」


 


今、妻と二人でドイツからルクセンブルクへ移動中です。
ドイツ、フランス、ベルギーの3国に国境を接したこの国は、
地理的にも西ヨーロッパの中心に位置し
EUの政治機能や金融センターが集中しています。





モーゼル川が流れ、良質な白ワインの産地としても名が高い
風光明媚な人口約50万人ほどの小さな公国です。
その国境から10kmも離れないところにあるのが
フランスでも屈指の規模を誇る「カットノン原子力発電所」です。
もし、ここで大きな原発事故が起これば、ルクセンブルクは亡国の運命に、
そして国民は流浪の民となります。
また、EU自体もその中心機能の相当部分を失うことになるでしょう。

今日はこのルクセンブルクで地元の人達と脱原発のセミナー、集会があります。
僕達二人の役割は日本と福島の現況を話すことです。


 


地球のどこの地域でも起きている日常的狂気、このことで少しでも
現地の人達の助けに、これからの参考になることが出来ればと思います。

準備の際には京都の守田さんや、特にFoEジャパンの吉田さんの助けを
借りました。有難うございます。
冒頭に引用した言葉を頭に置きつつ、こういう一つ一つのつながりが
意味を持つことを信じようと思います。