30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

こんなはずではなかったソラマメ

2013-05-25 | ソラマメ

23日初収穫のソラマメ。今年は豊作だと期待していたのだが

23日にソラマメの初収穫ができた。大きなまるまると肥えたのを食べることができた。喜ぶべきところだが、こんなはずではなかったと首をかしげている。というのも収穫直前になって急にモザイク病や立枯病が広がったからだ。

アブラムシの被害でここ数年は不作続きだった。ことしは浸透性薬剤のおかげでアブラムシによる被害もなく、ひさしぶりに豊作だなと期待していた。それがいざ収穫というときに病気である。期待値を10とすると、現実は5ぐらいまでにがくんと落ちた。

ソラマメは生育期に入ると茎に葉にアブラムシが真っ黒になるほどたかっていたが、ことしはその気配がない。花が一斉に咲き、サヤが青々と空に向かって伸びていた。順調だった。きわめて。これならいけると踏んでいた。

ところが、急に葉が縮れたり黄色くなったり、サヤが肥大しなくなったり張りがなくなったり、そんな株が増えてきた。困った、困った、といったところでどうにもならないのだが、期待していただけにやはり困った。

モザイク病はアブラムシによって媒介されるウイルスが原因で発生するという。アブラムシが運び屋になる。アブラムシを徹底的に駆除しなければならない。周辺の菜園もそうしないと効果がない。それには無理がある。やはり病気の発生はやむをえないとあきらめるしかない。

がくんと収穫量は減った。これで満足するしかないのかと不満ではあったが、このまま放っておくと病気は伝染する。すべての株を抜き取ることにした。もちろん生育したサヤからは豆をすべて取り出した。

これが思いのほか分量が多かった。少しは安心した。これだけあればこれから十分に味わうことができる量だったからだ。それにしても取らぬ狸の皮算用ではないが、豊作と思ってあれこれ考えていたのに、こういう結果だ。

ソラマメの種は毎年自家採種しているのだが、今年10月末から11月初めにまくのものは新しい種を買うことにしよう。


   

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