(上)2022年6月に採取した種
(下)2023年6月に採取した種
ソラマメのタネまきはいつも10月下旬におこなっている。タネは、毎年自家採取し乾燥のうえ瓶に入れて保存しているものを使う。
準備しようと、ことし6月に採取したタネの保存瓶を取り出すと、ああ、なんとカビが瓶の中に真っ白に蔓延していた。よもやこんな事態になるとは思ってもいなかった。乾燥が十分ではなかったのだ。すぐにカビを水で洗い流して乾燥させた。このタネで発芽してくるか。たぶん大丈夫だろうと思うのだがこればかりはわからない。
こんな思わぬ事態に備えてタネは十分すぎるほど保存してある。不作でタネを採取できない年があるから、豊作のときはタネとして多くを“備蓄“している。2019年から2023年までの5年間のタネがある。ソラマメのタネの寿命は長い。採取してから3、4年は発芽してくる。発芽率もいい。
そこでことしは2022年に採取したタネを主に使うことにした。2023年採取のタネももちろん使う。これが無事に発芽するなら、来年以降に使えるからだ。
ソラマメも他と同じく年々栽培本数を減らし、ここ数年は60本ほど植えつけている。60本ほどの苗を得るため90粒ほどまく。発芽率がいいからこれほどまくこともないのだが、タネが余っているからつい多くまいてしまう。
直まきはしない。苗床にタネをまいて、本葉が2、3枚になったところで定植している。狭い菜園だから欠株は目立つし、それを嫌うからだ。
昨年は10月26日にタネをまき、11月21日に定植した。
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