6月27日収穫のインゲンー3回にわけてタネをまいた
「関東甲信は最も早い梅雨明け」ー6月27日のNHK夜7時のニュースで知った。「えっ」と驚くと同時に「やっぱり」かとうなづいてしまう。それでもさすがに信じがたく「えっ」という思いのほうが強い。
まっさきに思ったのは、これはまずい、水不足は夏野菜にかなりの影響が出てくるから野菜が高くなるだろうな、と。家庭菜園はこの数日の炎天下で、すでに乾燥状態になっていて、強い風が吹くと土埃がまっている。7月にはニンジンとキャベツのタネまきがある。とくにニンジンの発芽は土が湿ってる状態がベストで梅雨明け前に行っている。様子をみるしかないようだ。
この数日の猛暑に菜園仕事は夕方の5時ごろから行っている。27日は梅雨が明けたのも知らずにインゲンを収穫していた。
年を取ると、それほどではないしろ好みが変わるのを自覚している。インゲンがそうだ。嫌いではないが好きでもなく、地味な野菜ながらも夏野菜のひとつとして作ってきた。それがこの数年で変わり、いまは意識して作るようになっている。なにがどう変わって気に入るようになったのかうまく言えないのだが、かなり重宝して食べている。
ことしは3回に分けてタネをまいた。1回目のものの収穫が終わり、いまは2回目のものを収穫しているところ。豊産だからサヤをつけると毎日のように取らないといけない。大きくなって固くなるまえのやや若いサヤを好む。
家庭菜園で長く夏野菜を楽しむには、タネを数回に分けてまくのがいいとわかっていても、それができない。つい面倒に感じてしまうからだ。好きなナスとキュウリがそうだ。それなのにインゲンにかぎっては、まめにタネをまいているのが自分でも不思議になるくらいで、それだけ長く食べたいと思って育てているのがわかる。