30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬ネギの苗がすくすくと

2013-03-15 | 下仁田ネギ

冬ネギの苗がすくすくと育っている。この冬のネギは終わったばかりだというのに、ことし12月から収穫となる苗の世話をしなければならない。

わが菜園では冬ネギだけで、これからの夏ネギは作っていない。夏ネギはうまくない? やっぱりネギは冬ネギがうまいねえ、と夏ネギを作っている農家の方がそういうのだからまちがいない。

タネは昨年10月と今年2月にまいた。前者(写真上)は植え替えてもいいほどの太さになり、後者(同下)はちょうど芽が出てきたばかりで針のような細さだ。当然ながら防寒のためビニールをトンネル掛けして育てている。2月にタネをまくと芽が出てくるまでに1カ月近くかかる。

わが菜園の冬ネギはなんども書いているが、下仁田ネギ、九条太ネギ、赤いネギの3種類。ところが赤ネギのタネの自家採種を昨年忘れてしまい今年の苗は2種類となった。

冬ネギは収穫が終わると畑の隅に少し残しておく。自家採種するためである。6月になってネギ坊主のタネが黒く熟したら採種する。ネギの自家採種は簡単だが、異なる品種を隣り同士に植えておくと雑種ができてしまう。できるだけ離して採種したい。そうはいっても家庭菜園のような狭いところでは自然に雑種ができてしまう。そこで3,4年たつとタネをあたらしく買い替えている。

今年の苗づくりもうまく行きそうだ。でも相変わらず作り過ぎた。これらをこの春に一本一本植えかえる。さらに夏になったら定植する。冬ネギは収穫までに時間と手間がかかる。暑い盛りに行う定植の作業はさすがにつらい。しかし冬ネギのほれぼれするようなうまさを思うと、暑さになんかには負けていられないのである。


            

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