30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

甘夏マーマレード、レモンイエローの透明感がここちいい

2021-12-31 | ジャム

甘夏マーマレード。光によって色が微妙に異なるが、上の写真が実際の色に近い

<わたくしの好きなジャムズづくり

冬の日差しにレモンイエローの透明感が厳冬の凛とした空気に映え、さわやかで心の安らぎを覚える。この色合いを見るために甘夏のマーマレードを作るのを楽しみにしている。

12月29,30日の両日にかけて甘夏のマーマレードを作った。初日は下ごしらえにあて、皮の渋み苦みを抜くため一晩水につけておき、2日目に仕上げる。

この甘夏は知り合いの農家からいただく。この時季になると、ウォーキングの通り道にあるこの農家の甘夏の色合いの変化に注意する。ジャムにするのに好みの色になってくると、そろそろ作るかということになる。色はしだいに濃くなるが、その前にジャムにしたい。

いつもは1月上中旬に作る。それまで待っていてもいいのだが、ちょうどいい色合いになってきた。そう思うとあいかわらずの超せっかちさが出てくる。

6個をもぎ取ってきた。サイズにもよるがおおよそ1個から250mlのジャム瓶1本できる。6個だからたぶん250ml入りが6本できるはずだ。

作り方はいつもと同じ。なんとかのひとつ覚えといわれないよう、たまには違う作り方があるのではないかとネットで検索するのだが、どれも気に食わない。

こんかいも作り方はいつもと同じ。毎年同じことを書いている。
・12月29日の作業

1、甘夏は縦に4等分して切る。皮と果肉を離す。
2、皮は薄く切る。これまでは包丁で切っていた。柑橘類のジャムづくりで一番大変なのがこの皮の薄切り。昨年からスライサーを使っている。指先を切らないよう神経を集中でする。スライサーを使ったほうが均等に薄く切れる。それに作業時間が短縮される。
3、この皮を大鍋に入れて、軟らかくなるまで煮ていく。2回ほど水を取りかえて煮たら、水に浸したまま一晩おく。
4、果肉は適当に切って鍋に入れ、水を少し足して弱火でやわらかくなるまでじっくり煮る。果肉の薄皮が煮崩れしてきたら濾し器で濾す。ねっとしりした汁ができる。

・12月30日の作業
皮と、果肉を濾したものを混ぜ、砂糖を加えて煮詰めていく。柑橘類のジャムづくりのポイントは煮詰めすぎないこと。緩めかな、とためらうところで火を止める。どこで火を止めるのか、かなり神経を使う。経験が頼りである。ほかのジャムと違って煮詰めすぎるとがちがちに固まってしまい、食べられたものではなくなる。覆水盆に返らず。

こんかいは初日の作業「4」で失敗した。少し焦がしてしまった。焦がしたところを慎重に取り除いた。その結果、全体の量が目減りした。
瓶詰めしたら、250mlの瓶に5本と、ほかに瓶半分ほどができた。250ml瓶で5本半である。ジャムづくりは片手間ではできない。かかりきりと肝に銘じてきたのにちょっとした油断でこうなる。焼きが回った。

そう呟くことがめっきり多くなった。ことしは今日限り。来年もそこそこ健康で、趣味を楽しめることを願う。


      
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