30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

総延長36mー冬ネギ(石倉太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギ)の植えつけ

2018-06-20 | 冬ネギ

 

6月14日と18日の両日に冬ネギを植えつけた。12メートルの畝を3列、合わせて総延長は36メートル。家庭菜園でこれだけ作ってどうするんだと呆れながらも、汗をだらだら流しながらシャベルで深い溝を掘っていた。昨年はどうだったか、待てよと調べてみると同じく36メートルだった。

冬ネギの品種は今年も石倉太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギの3種。土寄せをしながら白い部分(葉鞘部)を長く軟白させる、いわゆる根深ネギである。

冬ネギの生育期間は長い。タネは昨年10月から11月にかけてまき、収穫は今年の11月からになる。

その間に植え替えを2回行っている。家庭菜園での自家消費なら1回で十分である。2回もやるのはわたくしの楽しみで、大きな苗を育てることと、サイズをそろえることにある。

1回目は3月末に行った。2回目は6月下旬から7月上旬が適期だが、今回は雨が降らいないいまのうちにと済ませてしまった。

こんかい植えつけた苗は40~60センチの大苗だ。1回目の植え替えのときに悪い苗は捨て良い苗だけを選抜しているからサイズがそろい大苗に育っている。

冬ネギの栽培でなにがたいへんかというと、植えつけるための溝を30センチの深さに掘ることだ。シャベルに足をかけて垂直に思い切り力を入れる。溝の側面が崩れないためにも土は湿っていたほうがやりやすいから掘り出す土は余計に重い。



溝を掘ったら、育成してきた苗を掘り出して植えつけの準備。
下の画像は赤ネギ。土寄せするほどに葉鞘部があざやかな赤になる。苗のなかには真っ赤ではなく薄いピンク色のが混じる。これだって家で食べるにはこのまま植えつけても十分だ。今回は苗の数に余裕があるので真っ赤な苗だけを選んだ。


苗は5センチ間隔で苗を植えつけていく。一本一本。覆土はほんのわずか、根が隠れる程度に軽くていい。

ことしは12メートルの畝2本で済ませるつもりだった。しかし苗がまだまだ残っている。捨てるのがもったいないからと、もう一本畝を立てることにした。作りすぎだとわかっていても毎年こうなる。

最後に根元にわらを敷く。夏場の乾燥対策である。 
 

この植えつけ作業は年寄りだけに疲れる。普段は意識して筋力が衰えないようにと努力はしているものの、この植えつけ作業はふだん使わない筋肉を使うのか、あちこち痛くなる。へとへとになる。快復するまでに大げさではなく2、3日かかった。この作業を毎年していると、年年体力が衰えていくのがよくわかる。のんびりやればいいものを、せっかちだから一気に仕上げようと頑張りすぎるからこうなる。


       
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