わたくしにとっては最難関のタマネギの育苗。これまでの経験をすべて注いで、といえば大げさになるがそれほどまでに真剣に取り組む。手を抜くと失敗するから気を抜けない。
9月7日にタネをまいたタマネギ。そろって発芽した。そのうえ発芽率もいい。申し分ないスタートだ。10月24日現在の姿は、15センチから20センチほどまでに生長し極めて順調に育っている。
ことしから菜園を縮小したため、育苗本数を少なくした。用意した10mlのタネは半分ほどしかまかなかった。
発芽がそろったものの、これで胸をなでおろして安心していられないのがタマネギの育苗だ。過去の経験からして、いつ暗転するかもしれないという心配が常にある。菜園に行くたびにその様子を確認している。かなり過保護に育てている。
10月24日現在の姿を見ていると、ここまで育ってくれるとさすがにもう大丈夫だろうという気になる。
定植は11月上中旬になる。例年だと350本ほど植えつけていたが、菜園を縮小したためことしから200本程度にする予定だ。タマネギも必要以上に作りすぎていたからこれだけ育てれば十分すぎるだろう。育てた苗がだいぶ余る。自家育成の苗のもらい手は多い。