けさは早く目が醒めてしまった。天気がいいようなので起き出し、6時前には菜園に立っていた。
サトイモを定植する。
まず、種イモを土の中から掘り出す。昨年11月に収穫したものから40個ほどを選んで種イモとして保存しておいた。ウネに定植するには、芽出しを行ってから定植したほうがいいのはこれまでの経験でわかっている。しかしこの春は芽出しの作業を怠っていた。
「はたして芽が出ているかな」
幸いにほとんどが頂芽をつけていた。この時期になるとさすがに暖かくなり芽が出てくる。これで作業を進めることができる。
次にウネに鍬で一直線に植え付けるための溝を掘っていく。すでに準備いていたので土がやわらかい。
そこに30から40㌢の間隔で用意した40個の種イモを植え付けていく。しかし用意したウネが短い。これら40個すべてを植え付けることができず5個ほどが余った。まあ狭い菜園だから仕方ない。これだけでも家庭菜園では作りすぎだ。
サトイモは栽培している野菜のなかでも採りたては出色のうまさだ。味を占めて年々多く作るようになった。いまから今秋の収穫を心待ちしている。
□土の中に埋めておいた種イモ。うまい具合に頂芽が出ている。
□これをウネに植え付けていく。あとは土をかぶせるだけ。