30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

歳末はサトイモが勢ぞろいー売り場面積も種類を増える

2023-12-28 | サトイモ

京芋という名のタケノコイモ

きょう、28日は買い出し。スーパーの店頭にサトイモがオンパレード。売り場面積を広くして多くの種類が出ている。歳末になると決まってこんな光景が出現する。サトイモは秋から収穫できているのに、店頭に並ぶのは土垂などの小さなイモばかり。

それが歳末になると、おせち用にと多くの種類のサトイモが並ぶ。特に目を引くのがタケノコイモとヤツガシラ。姿も形もいい。タケノコイモは長さが35センチもあろうか、ヤツガシラは1キロあるはずだ。それだけに1個が1000円ほどで、隣で物色していた女性は「いい値段するのね」とつぶやいていた。

我が家のタケノコイモとヤツガシラだって、例年なら負けないほど立派なものができるのだが、残念ながらことしは高温と日照りで不作だった。

育てているのは、タケノコイモ、ヤツガシラ、丸系ヤツガシラ、土垂の4種類。すべてが生育不足、例年に比べて小さい。

冒頭の写真のタケノコイモ、ことしは長さも太さも見劣りする。長さは25センチほど、それにやせっぽちだ。タケノコイモの産地はたいがい宮崎県になる。タケノコイモとしては売っていない。商品名は「京芋」である。売らんがためにそうネーミングしたのだろうが、これがややこしい。まちがいのもとになる。その姿を見ると、タケノコイモのほうがぴったりとくるのだが・・・。

わが菜園では、タケノコイモとヤツガシラはいつも10月中旬までには収穫を終える。それには訳がある。収穫したばかりのときは皮に覆われていてイモ本来の姿が隠れている。そのため表面の皮を腐らせなければならない、それには収穫してから2カ月近くかかる。10月中旬に収穫したものは12月に入ると芋の形が見えてくる。残りの根や皮を洗い流すと、冒頭の写真のような、これぞタケノコのようなイモになる。

10月中旬に収穫したばかりのタケノコイモ



貯蔵してから12月上旬にもなると表面の皮は腐って徐々にイモ本来の姿を見せてくる



タケノコイモはほくほくしてうまい。サトイモの中ではヤツガシラの次に好きだ。いつも煮っころがしで食べる。


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