6月23日にトウモロコシが初収穫できるまでに育ってきた。例年通りである。3月末に黒マルチしてタネをまき、生育初期までビニールをトンネル掛けする。
これが収穫第1号になるなと目をつけていたのを取ってみると意外と小ぶりだった。ちょっとばかり早かったか。
このところわがブログを見ると、「面倒」とか「手間ひま」とかという言葉をやたら使うようになった。これは年をとってじじいになったからである。以前は何でもなく手早く対応と処理ができたものなのに、少しばかり負担に感じられることが多くなった。
トウモロコシの栽培は手間が掛からない。しかし唯一頭を悩ませることがある。それは小動物による食害である。タヌキ、ハクビシン、カラス。その対策をしなければならない。これが「面倒」なのである。しかしこの面倒を克服しない限り、トウモロコシは食べられない。ぶつぶつ言いながらもやるしかない。
ということでことしも対策を講じた。小動物が侵入できないようにすればいいことで、見た目は悪いが、上からも下からも侵入できないようにする。手を抜いてすき間なんか作っておくと、まんまとそこから侵入して食い荒らされる。とにかくすき間を作らないことにある。
毎年やっていると油断が出てくる。それを小動物は見逃さないから、敵はえらいものよと感服してしまうことだってある。それだけ過去にはさんざん食害されてきた。
アワノメイガ退治の殺虫剤をまき、すぐに実がついてくると早速に全体を防虫ネットですっぽりと囲み、すき間がないことを確認すれば、これで対策は終わりである。
ことしはこれまでまったく食害はない。だからといって油断大敵である。