5月11日時点での出芽状態
上からタケノコイモ、ヤツガシラ、丸系ヤツガシラ、土垂
サトイモには、毎年のことだがわかっていてもやきもきさせられる。出そうで出ないのがサトイモの芽、とでもいおうか。まだかまだかと畑を眺めては待ち望む日々だった。
でもいくら待っていても、出芽するだけの地温にならないと出てこない。やっとのこと、4月末からぼつぼつと芽が出てきた。
ことしも植えつけた種イモはヤツガシラ、丸系ヤツガシラ、タケノコイモ、土垂の4種類。
まずは土垂が一等先に芽を出してきた。後が続くかない。GWになって、やっとタケノコイモが、続いてヤツガシラが。最後は丸系ヤツガシラがほんの少しばかり顔をのぞかせてきた。
思い通りに出芽が揃った土垂
サトイモ栽培で気をつかうのが出芽をそろえること。慎重に種イモを選別して植えつけても、すべてから芽が出てくる保証はない。芽が出てくるまでわからない。狭い菜園だけに芽が出てこないとそこが欠株になり、わたくしはそれをかなり嫌う。1個でも芽が出てこないと機嫌が悪い。
そこで欠株対策として、種イモを別な場所に予備を用意しておき、出芽が遅れているものがあれば、予備のなかで勢いよく芽が出ているものと交換して補植してしまう。待てない。かなりのせっかちということもあろうが、これが簡単なようだが手間がかかる。ひとつも欠けることなく、一直線にずらりと並ぶ姿を見るとそれだけでいい気分になるのである。
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