30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

春まき夏どりニンジンのタネまき

2020-03-08 | ニンジン

ウォーキングのとき立ち寄るお寺にハクモクレンの大樹がある。3月3日に咲き始めた。梅よりもハクモクレンが咲き始めると春が来たという実感がある。ハクモクレンは蕾がほんの少し開いたときのすがすがしい姿がいい。

2月28日にニンジンのタネをまいた。春まき夏どりで6月に収穫できる。

ニンジンはこの春まき夏どりと夏まき秋冬どりの年2回作っている。ニンジンはよく食べる。無駄にしないようにと食べるのだがやはり残してしまう。いまも秋冬どりをせっせと食べている。味はいまの秋冬どりのほうがうまく、季節柄食べる機会が多い。

一方夏どりはややかたい。それに夏の時季はあまり食べない。それなら作ることをやめようかなと思うときもあるのだが、あればあったで重宝するので作っている。

ただ本数は少なくしている。秋冬どりが150本なら、夏どりは100本ぐらいに抑えている。それでも多い。

作り方は長いこと変わらず、まず穴あきの黒マルチを敷いて、穴の一つひとつにタネをまいていく。水をたっぷりやり、温度を上げるためにさらに穴あきビニールをトンネル掛けする。こんな手間をかけられるのも家庭菜園だからである。

ニンジンは発芽をそろえることがすべてで、これが腕の見せどころである。きれいにそろえばご機嫌だし、まばらな発芽になると腹が立ってしょうがない。その点でいえば夏まきよりも春まきのほうがやりやすい。発芽するまで土の表面を乾かさないこと。夏まきは発芽するまで2回ぐらい水をやることがあるが、春まきは最初の1回でほとんど間に合う。

ニンジン栽培はすっかりうまくなった。栽培を始めたころは、発芽をそろえることに試行錯誤を繰り返した。それがいまになって思えばいい練習だったのだろう。いまはまず失敗なく発芽をそろえられる。知り合いの農家の人もまともにニンジンを作るのはむずかしいという。たしかに周囲の家庭菜園をみるとまともなニンジンを作れる人はまずいないようだ。たいがいは初期生育に失敗して、間引きを怠って小さなニンジンばかりである。

さてこの春のニンジンの発芽はどんな具合になるのか。自信があるとはいえ、いつも心配になる。


■春まき夏どりニンジン
2019年=3月6日に種まき、収穫は6月8日

2018年=2月15日に種まき3月6日に発芽を確認収穫は6月15日

2017年=2月19日に種まき3月4日に発芽を確認収穫は6月16日

2016年=3月 6日に種まき3月17日に発芽を確認収穫は6月14日

2015年=2月27日に種まき、3月14日に発芽を確認、6月18日に収穫

2014年=2月25日に種まき、3月19日に発芽を確認、6月10日に収穫

2013年=2月10日に種まき、3月12日に発芽を確認、6月14日に収穫

2012年=3月 3日に種まき、3月25日に発芽を確認、6月25日に収穫

2011年=2月 6日に種まき、3月10日に発芽を確認、6月 7日に収穫


      

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