30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬まきニンジンの発芽

2013-03-13 | ニンジン

ニンジンの芽が出てきた。これは2月10日にタネまきしたもの約1カ月して芽が出てきた。経験でそれぐらいかかることは分かっていながらも、畑に行くたびに保温のためトンネル掛けしたビニールのすき間から絶えず観察してきた。この寒いのによく頑張ったね、といつものことながら声をかけたくなる。

ニンジンの発芽でこだわっていることがある。発芽を揃えることである。ニンジンは特に難しいのだが、それを承知で、黒マルチのすべての穴から一斉に芽が出てくることを理想としている。そんな場面はめったにないけど、たまにはある。それを見ると、素直にいい気分になるものだ。

しかし、今回はどうも発芽が揃わないようだ。少しばかり様子を見て、発芽しないところが多いようだとその穴には再度タネまきしなければならない。面倒だから発芽しないところはそのまま放っておいてもいいのだが、どうも気が済まないのである。そこで芽が出ない黒マルチの穴に再度タネまきして、すべての穴から芽が出るように努める。農家がこんなことしたらいくら手間があっても足りなくなる。家庭菜園だからできるのである。いや家庭菜園だって面倒だ。

こんな細かいことになんでこだわるんだろう。再度タネをまいているときにふと思うときがある。発芽しないところは目をつむってもいいだろうに、と。でも全体がきれいに発芽していないと、どうにも気に入らない。そんなことにこだわっている自分がいやになるのだが、それでも再度タネまきして、全部の穴から小さな芽が出ているのをたしかめると、手間をかけた甲斐があったなと目を細めるのである。


この数日間は気温が急に上がり、梅の開花期間が短くなった。ウオーキングコースにある寺のハクモクレンが咲き始めた。なんか一気に春めいてきた感じだ。


            

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