30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

カリンジャムづくり、まな板に釘付けになって

2010-12-08 | ジャム


写真①


写真②

カリンをいただいたのでジャムをつくった。ジャムづくりは好きである。好きこそものの上手なれというが、まさにその通りで、長いことやっていると押さえるべきところがわかってくる。我ながらいい腕をしているなと思う。台所に立って調理器具を総動員して格闘するのは嫌いじゃない。

朝はパン食である。それにジャムをぬる。パンはかみさんが焼いたもので、ジャムは私が作ったものである。このためパンもジャムも長いこと買ったことはない。

ジャムは毎朝食べるから消費は速い。そのため多く作る。その結果、「こんなに作ってどうするの。冷蔵庫が一杯になってしまってほかのものが入らなくなってしまう」とかみさんに叱られる。

今年は6月に梅ジャムルバーブジャムを作った。カリンジャムは以前に作ったことがある。色がきれいだ。それも日がたてばたつほど鮮やかない橙色になる。

カリンジャムは作ったことがあるといっても、しばらく前のことなのであらためてインターネットで作り方をおさらいしてみた。それぞれである。果肉を入れるものもあれば、入れないものもある。これだといった作り方がない。そこでこれらを参考にしながら、経験を踏まえて私なりに作ってみた。

作り方
材料:カリン1.5キロ、砂糖

果肉をみじん切りにして入れたジャムを作った。

1.カリンは硬い。包丁を力一杯に入れる。8等分に切って皮をむき、種を取る。果肉はみじん切りにした。



2.鍋に、皮と種を入れ、ひたひたに水を入れて煮出す。これはペクチンを抽出するためだ。
3.30~40分煮たら、濾して種と皮を取り除く。
4.ここにみじん切りした果肉を入れて煮詰める。焦げ付かないように絶えずかき回す。
5.砂糖を入れる。
6.水が少しばかり多かったのか煮詰めるのに1時間ばかりかかった。
7.焦がさないようにと注意していたのだが少しばかり焦がしてしまった。焦げが混入してしまったが仕方ない。
8.煮詰めるほどにいい色になる。できあがったのがトップの写真①である。まあまあの出来である。
9.もう1つ試作した。果肉をみじん切りにしないで、茹でた果肉をペースト状にして、ペクチンを抽出した水に入れて煮詰めた。これがトップの写真②だ。
10.①と②では色が違った。①は煮詰めた時間が長かったから?鮮やかな色になったのか。②もしだいに鮮やかなだいたい色になるだろうと思う。

カリンジャムづくりで一番手間がかかったのは、果肉をみじん切りにすることだった。途中で面倒になっていいかげんいやになってきた。ここで手を抜いてはいけないと自分に言い聞かせながら、単調な作業?に耐えた。手を抜くとどこかに破たんが出ることが分かっている。ここが辛抱だ。
ジャムはすぐには食べない。しばらくおく。ジャムは味が落ち着くまで待ったほうがいい。味もよくなり、色もよくなる。


 

 

 

 


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