ショウガを収穫した。新ショウガである。葉が黄色くなってきたら収穫のサインになる。本来ならもっと早く収穫すべきなのだが、ついつい先へ延ばしてしまった。
わが菜園の新ショウガの収穫は10月から11月になる。その時期が旬になるのだろうが、9月29日に試し掘りした。早いだろうなと思ったのだが、やはり小さかった。しかし8月、9月のものはなんとみずみずしくて、さわやかだ。
ショウガは寒さに弱い。霜にあたると腐ってくる。熱帯性作物だというのがよくわかる。ショウガが寒さに弱いなんて菜園をやっているからわかるようなもので、買って食べている人にはわからいものだろうなと思う。
白くつやつやと輝く肌が黒い土の中から現れた。今年の量は少ない。この夏の猛暑と乾燥でほかの野菜の出来は悪かった。暑いのが大好きなショウガにはいい影響を与えたと思うのだが、少雨と乾燥がこたえたのだろうか。
来年用の種ショウガは収穫したものの一部を保存する。いかに腐らせないで保存するかがむずかしい。いつも温度調節がうまく行かなくてだめにしてしまう。やったところで失敗するからと今年もあきらめた。だから種ショウガはいつも買っている。