梅ジャムを作った。
「この2、3年、梅が高くなったわね」とかみさんはぼやく。かみさんの晩酌は「梅酒」だから青梅を買い求めるときの値段が気になるようだ。梅が手に入り今年も梅酒を作ることができた。梅酒の次は「ラッキョウ漬け」だ。1個1個薄皮をむいていく。これがラッキョウ漬けで一番面倒な作業になる。まさに「手仕事」だ。私も手伝う。何にも考えないで目の前の仕事に精を出す。これも気持ちがいいものである。かみさんの作る「梅酒」と「ラッキョウ」は、2人の食卓には余りあるほどで、私から見ても驚く量になる。
かみさんが梅酒とラッキョウ漬けを作ったのに刺激をうけたのか、私も久しぶりに梅ジャムづくりに励んだ。梅ジャムに限らず私のジャムづくりは自慢じゃないが年季が入っている。ブドウ、ルバーブ、ユズ、梅、ラズベリー。実際に作るのは昨年12月のユズジャム以来、半年ぶりになる。
今回はキズのある梅を使う。皮が腐っていたり黒い斑になっている。これが5キロほどある。キズのある梅ではたしてうまくできるのか。そのまま茹でた。茹でて、見た目が悪いところは思いきり取り除いた。5キロが3.5キロになった。これを前回と同じ手順でジャムにした。
台所に立って没頭した。休むヒマもない。ザルや鍋を総動員する。ジャムづくりは段取り勝負だ。頭と体を使う。慣れないこともあるのだろうが、3時間ほどの台所仕事でくたびれてしまった。澄んだビワ色に仕上がった。梅ジャムの決め手はその酸っぱさの加減にある。最後は瓶詰め作業。大きさがまちまちの瓶だが全部で15個になった。これが3時間の労働の成果である。並んだ瓶を見ていると、その成果に満足してか少しは疲れも取れる。これだけあると朝食のトースト用のジャムは当分間に合う。
最新の画像[もっと見る]
- 7月29日にカボチャ収穫ー「ブッラクのジョー」と「みやこ」、一部が日焼けとひび割れ 4週間前
- 7月29日にカボチャ収穫ー「ブッラクのジョー」と「みやこ」、一部が日焼けとひび割れ 4週間前
- 7月29日にカボチャ収穫ー「ブッラクのジョー」と「みやこ」、一部が日焼けとひび割れ 4週間前
- 7月28日に葉ショウガを収穫、“クズ”の種ショウガからこのとおりの生長 1ヶ月前
- エダマメー7月24日にやっと収穫、サヤの多くが膨らまない、不作だ 1ヶ月前
- 2024梅干し―7月23日に干しあがり、梅酢も思いのほか多く 1ヶ月前
- 2024梅干し―7月23日に干しあがり、梅酢も思いのほか多く 1ヶ月前
- 2024梅干し―7月23日に干しあがり、梅酢も思いのほか多く 1ヶ月前
- 2024梅干しー7月20日に土用干しスタート、今年の梅はわが家の白加賀を3キロ 1ヶ月前
- 白ナスとニガウリを7月13日に収穫ー枝豆はまだか 1ヶ月前