30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ほろりと溶けるカブのスパゲティ

2010-12-10 | その他

12月に入ると、灯油販売の車が町内を回る。スピーカーから元気な歌声が流れる。
♪北風小僧
の寒太郎 
今年も町までやってきた 
ヒューン ヒューン 
ヒュルルンルンルンルン 
冬でござんす   
ヒュルルルルルルン…


灯油販売車は決まってこの歌を流す。私はてっきり灯油販売会社が作ったPRソングなのだと思っていた。ずっとだ。ところがである。つい最近のこと、NHKFMを聞いていたら毎日のようにこの歌が聞こえてきた。待てよ、一会社のPRソングを毎日流すはずがない、オレはエライ勘違いしていたのかなと。あわてて調べた。NHK「みんなのうた」で昔に流れた歌だとわかった。本当に知らなかった。灯油販売会社にはぴったりのいい歌だなと思っていたのだから赤っ恥もいいところだ。

やはり冬は来た。そうなると根菜がうまくなる。とくにカブがそうだ。みそ汁に、漬物にと大活躍している。なかでもスパゲティがこのところ気に入っている。スパゲティは好きでも嫌いでもないから、自分から食べたいとはまず言わない。しかしこのカブのスパゲティだけは別だ。白い肌が熱と油で透きとおり輝く。口に入れるとほろりと溶ける。まるで雪を含んだように。ただし間違ってもガリガリの食感のカブを使わないことだ。


 

    

  


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